風の森in開田

美味しい空気と素晴らしい景色が毎日のご馳走。
霊峰・御嶽山の麓での高原暮らしの独り言・・・

仏師・・・

2014-04-18 06:32:14 | 独り言

          

風の森in開田・・・午前6時 6,4℃ 

 

昨日は一日中黄砂?・・・御嶽山は全く見えず、たまに薄っすらそれらしきラインが見えるだけ~!・・・

庭仕事の合間水分補給と休憩に家の中に入ってTVつけたら、プレミアムアーカイブスをしてて・・・

「仏心大器」~平成の仏師・大仏に挑む~をしてて、思わず見入ってしもて。

京都の仏師・松本明慶さんが40年の構想の後、4年の歳月をかけて造らはった不動明王で・・・総白檀。

後で写した写真を見たら、全体像を全然撮ってへんで・・・

 

殆どが完成して最後に「眼入れ」を・・・それまではお弟子さんがノミを入れてても、この眼入れはご本人が。

  

左右対称になるように、右目の下瞼と左目の上瞼にほんのチョットノミをいれて・・・それも数ミリ。

その上その作業も一日ではせず、日を改めて・・・その日の自分の調子がエエ時も悪い時もあるからやそうで・・・

 

眼入れと言うのは、目ん玉を描くことかと思たらそうでは無く・・・ コレが松本さんの最後の作業。

 

 

開眼・・・目の玉を描くのは、彩色師。女性の方やって・・・

  

最初にで中心に印をつけ、そのあとは結構エエ加減(?)に丸を描いて塗りつぶし・・・ホンマ、適当~!って感じさえした塗り方で。

そのあと墨で描いた丸の回りに、それも適当そうにでラインを引き・・・

 

その漆は何のためかと言うと、その上に金箔を置いて行くと漆の上にだけくっつくんやそうで・・・

 

この後刷毛でなぞると、漆の塗って無い所の余分な金箔は剥がれ落ちるんよね。 緻密な作業・・・

 

眉も金色で、唇にもが入って・・・このお顔をよう覚えておいて、あとのと比べてください。

        

金箔が置かれたラインの回りに、又朱色で・・・

この朱の材料が何やったか、TVでは言わへんかったんよね。

 

目の玉の回りだけでなく、瞼の内側に朱と黒が入って・・・

          

 

これでよう判るかな?・・・

 

光背はお弟子さんの作・・・

 

完成したのはお寺に納めるわずか1日前やったとか・・・

ホンマは1週間位は置いといて、お弟子さん達と一緒に過ごしたいって仰ってたけど・・・翌日には、宮島の大巌寺へ。

          

ホンマ全体像を撮るのを忘れたのが、悔やまれるぅ~~~

この不動明王は「怒りと慈悲」の両方の心を併せ持つとか、目が何処を向いてるのかが拝む人の気持ちにも大きく影響してくるんやって!

たまたま付けたTVで、エエもん魅せて貰えました。

 

庭にチューリップが咲いたよ~♪・・・

                     

 

ピョンピョン(ノカンゾウ)も、食べるのに程よう大きくなって・・・

  

茹で過ぎん方が美味しいですぅ。

 

木の枝にも注目~♪・・・

                           

ハナモモのまだ固い蕾・・・僅かにピンク色が覗いてますぅ。

唐松の赤ちゃん・・・これが芽吹き出すと、景色が一変するんよね。緑の風も吹くし~♪ 

 

プリキュア描きました~♪ 女の子の孫と約束してたのを、やっと・・・

大体からして、プリキュアが何なんかつい最近知ったことで・・・ コレは買うたバナナの袋に貼ってたラベルの絵。

         

全部仕上げるよりも・・・と、ぬり絵をして貰うことにして。この状態で送りました。

昔高校生の頃、友達の甥っ子さんが絵の描いたお弁当箱を欲しがったとかで・・・アルミのお弁当箱に。鉄人28号の絵を描いたことがあったっけ。 古っ!

 

で、夕食に・・・

 

ピョンピョンの酢味噌かけと、金目鯛の一夜干し・・・金目鯛、エエ味してた~♪

 

今日は久しぶりに大正琴・・・一回休むと2か月ぶりに。 今日は又新曲を練習するそうですぅ。