風の森in開田

美味しい空気と素晴らしい景色が毎日のご馳走。
霊峰・御嶽山の麓での高原暮らしの独り言・・・

思い出は特急しなのと共に・・・

2007-09-25 07:20:29 | 暮らし

           

 ようこそ風の森へ・・・午前6時 13,4℃

 

咲いてるやんか~ 彼岸花・・・

開田では彼岸花が咲いてるのを見たことがないって言われてたので、

当然木曽福島も咲かないと思ってたし、

昨年は開田から木曽福島間では、この目でも見なかったし・・・

 

ところが、土曜日拝観料を払う手前まで入った興禅寺に、

昨日は拝観料が工面出来たので、ちゃんと中まで入ったところ、

植え込みの端っこに赤い花を見つけ、まさか・・・と思ったんやけど、

近くまで行って確認すると、やっぱり彼岸花。

咲くねんやん、ここでも・・・ すごく貴重なものを見つけたような感動!

 

小雨がパラついた後の境内は、しっとりとして、

よく手入れされた緑の息遣いが聞こえてくるような・・・

第一、人がまばらなのが雰囲気を壊さんでエエんです。

(けどお彼岸やのにな~と言う疑問も無きにしもあらず・・・

 

    

左は日本一広いと言われる石庭 看雲庭・・・

パンフレットによると、枯淡で簡素な抽象性の強い庭園で、

一木一草を用いない枯山水の庭としては東洋一の広さやそうです。

砂は京都比叡山山麓の白川砂で、

石は瀬戸内海沖島産の緑泥片岩やとか。

 

右の庭園は万松庭(池泉水)で、これもパンフレットによると、

石庭とは全く対象的な庭で、石庭の力強い崇高森厳さに対し、

この庭は円満温和な心の安らぎを感じさせているんやとか。

よ~く説明をかみ締めて、味わって下さいね!

森厳とは、ナリきわめて厳粛で厳かなことと言う意味やそうです)

 

見事な枝垂れ時雨桜・・・

義仲公お手植えの時雨桜の二代目やそうです。

この春にちょっと終わりかけの頃ですが、咲いてるところを見ましたが、

とても大きく元気な木で、見事な枝垂れ桜でした。 

 

私も何年かぶりの福島関所跡・・・   

福島関は日本四大関所の一つだと言うのも、初めて知りました。

(日本四大関所とは、東海道の「箱根」(神奈川)、「新居」(静岡)

 同じ中仙道の「碓氷」(群馬)とこの「福島」なんやそうです)

最近私、勉強家になったみたい・・・ 

 

関所跡にある建物は上番所・下番所・勝手を模した資料館です。 

江戸時代、幕府が諸大名の妻子の脱出を監視するために使われたのが、

関所女手形で木製の「日帰女手形」と、遠出の時は証文が発行され、

大女・小女・髪型にいたるまで証文と僅かな相違も見逃さないよう、

2時間もかけて女人改めを受けたんやそうです。へ~っ!

 

女人改めを再現してみました・・・

   

女人改めを受ける物は上番所の下の板廊下で、ハ・ハ~ッ!

お役人は一段高い座敷から、机の上には改め帖が。

こんなもんですやろか・・・

さしずめ私は大女の部類なんやろねぇ、当然・・・

 

お昼はきそふくしま・ぶらりぐるり・MAPを参考に、

また関所跡の受付の人に聞いて3箇所ほど候補にして、ワクワク・・・

ところが昨日は月曜日で定休日ばかり・・・

ちょっと~! なんぼ定休日でも観光シーズンの祝日でっせ~

そんな商売気の無い・・・*

 

結局2日前に入った”くるまや”さんへ。

もう2時前のお昼時もかなり過ぎた時間やのに、やっぱり順番待ち・・・

案内された席は窓際の、川を眺めせせらぎの音が聞こえる風流な一角。

 

 とろろご飯冷やしあげ玉蕎麦・・・

もうすでに食べかけたところで気がついて、写真を撮りました。

両方とも美味しかったけど、とろろご飯がおいひい~

 

 

お客を見送りホームまで・・・    

食欲・お喋り満載、開田・木曽の名所探訪など、

内容充実の思い出を連れて、特急しなのは段々と小さくなって行きました。

帰りのバスに乗って10分もしない間に

気が付くともう我が家の近くまで・・・

もう少しで乗り過ごすところやったんです。 チャン・チャン・・・