桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2014・1・27

2014年01月28日 | Weblog
新しい店の工事を請け負う工務店の人たちとの打ち合わせの為に朝10時に広尾へ。細かい打ち合わせは建築士のFさんに任せて、俺は近くの母の部屋に出向いて老老ランチの支度。今日は先日いただいて美味しかったレトルトのハンバーグにこれまたレトルトのカレーをソース代わりにかけた料理とはいえない料理(だけど、味の発見が有り)、マグロとアボガドの柚子胡椒和え(わさび醤油の代わりに)、アサリのコンソメ風味噌汁と行った「実験・邪道」料理のオンパレード。でも、その極めつけは、通販で包丁を買った時についてきた電子レンジで炊くご飯釜。結果的に電気を使ってはいるのだけど、研いだお米をレンジに入れておくとご飯がたけると云う売り文句に乗ってやってはみたけれど、途中500ワットから200ワットに変えなくてはいけないことなど、やり方が不味かったこともあって敢えなく失敗。でも、それはそれなりに楽しかった。2時半に茅場町のT歯科クリニックへ。本当は3時に予約していたのだけど、「デンティスト」の取材モードで30分間診察室が見える待合室で先生や歯科衛生士の動きを観察させて貰った。帰り品川へ出て、駅前の食品デパートで白子、鶏レバー、燻ニンニクなど買う。気づいてみれば皆精力剤みたいで、お金を払う時に魅力的な熟女のレジに意味もなく照れてしまったりする。最近WOWOWの日々は不調。代わりにハワイに持って行ったのに気候と風土に全く似合わなくて読めなかった中村文則の「最後の命」を読んで過ごす。屈折した冬の季節にこの小説は似合っている。