桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2014・1・21

2014年01月22日 | Weblog
この日記を読んでいる常連客のAさんから電話があって、運転資金がなくなってコレドはクローズし、次のお店も開店資金の目処がなかなか立たないと嘆いているから同情していたのに、いくら母親孝行とはいえ、二人分の費用となると一週間で何十万もかかっただろうし、よくもそんなお金があったわね?と皮肉を言われる。まぁ、普通に考えれば当然だ。でも、去年一年は役員報酬を一円も貰わず、わずかの年金と著作権収入と知人からの借金でやりくりしてきた桃井章にそんな何十万もの余裕がある訳ない。だったら何処からそんな大金を捻出したのか?いや、まだ捻出してない。飛行機代もホテル代もレストラン代もお土産代も全てクレジットカードでの支払いである。多分今回の旅行分だけで四十万は確実に超える請求が今月末には届く筈である。そしてその引き落としは二月十日。勿論、そんな金額は俺の通帳に印字されてない。本当は途方に暮れて、また絶望的になっていてもおかしくはない。でも、今日現在なってない。何故か?実は‥‥と種明かししたい処だけど、明るみになると色々問題が出てくるので、「M資金」とだけ答えておこう。その資金を充てにしての旅行から帰ってきて二日目の今日は老老ランチはお休みだったし、時差ボケの影響がちょっとあったから部屋から一歩も外に出ないで、掃除と洗濯に明け暮れる。後はソファに横になって旅行中に録画しておいた「戦場のメリークリスマス」(大島渚監督)やその制作秘話の「ノンフィクションW」を見たりして過ごす。映画本編はこれで三度目だったが、制作秘話で語られる大島監督の意気込みを知り、作品のテーマがより鮮明に分かった気がした。食事は買い物に行かなかったのて、朝昼兼用でいただきものの稲庭うどんといぶり大根漬けとやりいかの煮つけ、夜は同じくいただきもののレトルトのカレーハンバーグと昨日買ったワサビ菜のサラダ。アルコールは一滴も飲まずに久々の休肝日。