桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2006・12・14

2006年12月15日 | Weblog
午前中に起きてご飯も食べずにまずしたことは、昨日までの現金残高が帳簿と2万円近く合わないので、数日前に遡って計算のし直し。電卓を叩き、お金を一円に至るまで数え直すが、なんどやっても結果は同じ。一時間半の格闘の末、断念。自分のお金で合わすことにする。たかが有限会社と云っても、何人かの人が出資した会社組織だし、足らないからそのままと云う訳にはいかない。でも、役員報酬が何カ月もでないのに(先月は漸く出たけど)、自腹で合わせなくてはならないなんて、何か割り切れない。その後大急ぎで日記を書いて2時に店へ。土曜日の『紺野紗衣ピアノライブ』のリハ。一部と二部と分かれていて、今日は二部のリハ。俺が朗読する原稿を渡されて読み合わせをしたら、読めない字が幾つもあって、元文筆業としては慌てる。『山雀』をヤマガラなんてみんな当然の如く読めるのか?イレズミは『刺青』とばかり思っていたけど、『入墨』とも書くのか?『黒鍵』はクロカギではなくコッケンなのか?ライブ当日までに国語辞典と一度格闘する必要あり。リハ終了後、一度部屋に帰りたかったけど、慣れないことをした疲れからか部屋との間を往復する気力が残ってない。控室で中原昌也の『名もなき孤児たちの墓』を読みだすが、その内眠ってしまう。幸か不幸かお客さんが来なかったので、9時過ぎまで熟睡。こんなこと初めて。お客さんは近所のシルバーモデルMさんたちを含めて5人だけ、売上も3万強。師走なのにイベントやパーティがないと、この始末。小雨の降る中、傘もささずに帰る。