布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

小林一茶まつりを前に「秋元洒汀と明治の文芸」の講演と展示会

2010-08-28 | その他
流山と言えば俳人の小林一茶とみりん醸造家でもあった秋元双樹がすぐ頭をよぎる。でも、秋元洒汀(しゃてい)という流山の俳人は、なかなか、脳裏に浮かんでこない。一茶のパトロンであったこの秋元家と同じ名字なので、その関係者ではとーー。そう、どうやらその通りで、その血筋を引いているそうです。洒汀は、1869年(明治2年)生まれで、本名は平八(写真)。早稲田大学を卒業し、尾崎紅葉の門人にもなっている。つまり、生まれながらの慈愛と雅の人で、明治・大正期に醸造家として財をなす一方、風流雅懐を好んで文学美術に造詣を深め、多くの文人墨客と交友を重ねたようです。特に、横山大観,菱田春草らを経済的に支援し、春草の「落葉」は洒汀のためにえがかれたという。昭和20年に77歳で死去しているので、今年はその没後65周年にあたる。
そこで、この没後65周年を記念した講演会が、秋元洒汀ゆかりの地である一茶双樹記念館双樹館にて10月に開催されます。と同時に、一茶双樹記念館双樹館の道路を挟んだ反対側にある杜のアトリエ黎明では、65年を記念し10月13日(水)から24日(日)まで、「秋元洒汀と菱田春草」を開催します。
それでは、 「秋元洒汀と明治の文芸」と題する講演会の概要を以下に紹介します。
開催日時    10月23日(土)
            13時30分~15時
開催場所    一茶双樹記念館双樹館
            ※所在地:流山市流山6丁目670番地の1
             TEL 04-7150-5750 
演  題     「秋元洒汀と明治の文芸」
           ~晩年の春草を支えた明治期文芸の支援者・秋元洒汀~
講  師     塩谷 純 氏
          (東京文化財研究所 企画情報部 文化形成研究室長)
対  象     どなたでも
定  員     50名
          事前申し込
参加費      1,000円(入館料込み・ティーサービス付き)
主  催     指定管理者 株式会社グリーンダイナミクス
申込・問合せ  TEL&FAX:04-7150-5750 
          E-mail:info@issasoju-leimei.com
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