3日に開会した東大阪市議会(48人)で、自民党・公明党の全議員、リベラル東大阪(民主系)の一部などの野党会派が長尾淳三市長に対する不信任決議案を提出し、38人の賛成多数で強行可決した。市民が選んだ市長を議会の38人だけで不信任した。市長に、不信任される理由はない。枚方の汚職市長にも不信任をつきつけない自民党・公明党による日本共産党員首長の長尾市長に対するクーデターである。南米ベネズエラのチャベス大統領は、1998年の初当選以来、軍事クーデターや石油クーデターなど何度も、反革命の逆流にもみまわれながら、九回にわたり国民の審判をうけた。そして、クーデターとの闘争や選挙闘争をやるごとに、支持勢力を大きくし、マスメディアはすべて反チャベスの攻撃一色であっても、それもすべてはねかえして、いまや押しも押されもしない国民的な政権となった。日本共産党の前途にも必ず予想される「政治対決の弁証法」である。 . . . 本文を読む
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