安倍改造内閣がスタート直後から末期的症状を呈している。遠藤農水相の辞任に続いて、今度は高村防衛相が収支報告書を訂正、高村氏本人への「寄付」として記載していた九百万円を、「活動費」へと訂正した。しからば、どのような活動をおこなったのか。「組織対策費」だけでは、何もわからない。さらに、鴨下一郎環境相の資金管理団体が05年の政治資金収支報告書に記載している鴨下氏本人からの借入金「1000万円」が、96年の借り入れ時には「200万円」と記載されていたことが分かった。差額の800万円について説明不能に陥った。鴨下氏が衆院選後に衆院議長に提出した資産等報告書によると、97年1月時点で貸付金はゼロ。00年9月の報告書では820万円となったが、04、05両年は再びゼロに戻っており、政治資金収支報告書の記載とまったく整合性がない(「毎日」9月5日11時35分配信)。一体何をどう記載したのか。「記載ミスと聞いている。記載ミスなら、訂正しないといけない。よく説明してもらいたい」(安倍首相)というようなことで済む問題でないだろう。 . . . 本文を読む
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