講座が終わるのが5時だったのでもう少し時間があるということでさらに散策を続けました。道後温泉本館をめざしました。途中変なおじさんに「道後温泉より楽しいお風呂あるよ」と声をかけられました。道後はやっぱり歓楽街なんですね。
本館はすぐに見つかりましたが、周囲は工事中で情緒はまったく感じられない状況でした。取りあえず一周まわってみました。
本館前は写真を撮る人や、風呂かごを持っている人でけっこう混んでいました。どうしようかとちゅうちょしたのですが、他に見る物もないし、話のタネ(ブログのタネ)と思って中に入ることにしました。どうせなら坊ちゃんの再現ということで一番高いコース(1500円)を選択しました。3階個室が使えるということです。ホームページには「湯上がりは、三階個室からの景色を眺めながら輪島塗りの天目台のお茶と坊っちゃん団子で一服。心からやすらげる純和風の個室が八部屋あり、ぜいたくな気分にひたれそう。」と書いてありましたが、下のチケット売り場で注意された通り工事の音がうるさくてそれどころではありませんでした。
中に入ると少し薄暗くて、歴史を感じさせるような建物でした。チケットを渡すと「三階にどうぞ」と案内されました。横向きでないと上がれないような階段を上がると、廊下から障子で仕切られた部屋に案内されました。
部屋は床の間があって、真ん中に座卓があって貸し出し用の浴衣がたたんでありました。「着替えが終わりましたら、このブザーでお知らせください」と言われて浴衣に着替えると、まずお風呂に案内されました。
神の湯と霊の湯のどちらも入れるということで、2階専用の霊の湯に入ることにしました。思ったより狭くてこんなものなのかと思いました。
風呂や脱衣所はカメラを持ち込むことができないので、道後温泉本館のHPを見て参照してください。
2階の霊の湯(たまのゆ)に入り、1階の神の湯にも入りました。ここは西の湯と東の湯に分かれていました。どちらも入りましたが同じつくりのものでした。
風呂から上がって部屋に戻って、ブザーを押すとお茶と坊ちゃん団子を持ってきてくれます。外の騒音がなければそこで落ち着くところですが、外の騒音はすさまじいものがありました。
あまりの騒音に耐えきれなくて外に出ました。外には例の坊ちゃんマドンナがいました。シャッターを切るサービスをしていましたが、反対に1枚写真を撮らせてくれと申し出て写真を撮りました。他に店の店頭にその店のオリジナルの坊ちゃんの人形を置いているところもありました。グッズも一緒に販売していました。
時間になったので会場に戻ると、実践講座で学習をしてきた仲間たちが出てきました。感想は口々に良好だったので良かったと思いました。会場から今日の宿舎兼交流会の会場になっているにぎたつ荘に向かいました。途中交差点でNOHUUZOの看板をかけた喫茶店を見たので、河島英吾の歌に出てくる「いいか男は大きな夢を持て 野風僧、野風僧、男は夢を持て」の野風僧はここらへんの方言なのかなと思いました。
後で調べると岡山では「生意気」とか「悪い奴」という意味の言葉のようです。
この歌自体は、ワイルドな人間になれ、という内容ですが、岡山でも、北部ではある種の誉め言葉だが、南部に行くと罵倒する言葉になる、ということだそうです。
松山のある伊予の方言では「家におったら、ごろごろばかししちょってからに。なんとのふぞうなことよのぅ。」 と言うそうです。
宿に着くと、今回は長崎の宅先生と一緒の部屋ということになっていました。ゆっくりする間もなく交流会がスタートしました。酒を飲んではしゃべり、しゃべっては飲みのいつものパターンです。後ろをちょっと見ると、萩から来ている渡先生がギターケースからギターを取り出そうとしています。聞くと交流会のためにわざわざギターを運んできたそうです。それも2台も!
各組織ごとの紹介が進んで我々の紹介になりました。もちろんこの2人渡先生と弁ちゃんにお願いしました。「今は遊んでおけ!勉強なんか後でもできる!」という学習交流集会の趣旨とは関係のない歌を歌うのがこのおじさんたちなのです。MCを買って出て何とか盛り上げて出番は終わりました。
でもこの二人そこで収まるものではありません。アンコールがしたいと言い出しました。そこで主催者に申し出て後で出番をもらうことにしました。東京からも大道芸の綾小路先生が来ているので、それも出たがりの人なのです。その人の後に登場して、「たんぽぽ」「私の子どもたちへ」「夜明けを告げるこどもたち」と3曲完全に司会も宴会をジャックして、場を切り盛りしていました。
1次会が終わって、2次会という流れになりますが、今回はちょっと思いがあって2次会は遠慮することに決めていました。岡山の部屋で2次会をすると宣言して、地酒と焼酎を買いに出て、部屋にどんと置いてから風呂に行きました。そのまま部屋に戻ってベッドで横になっていたら、何度も何度もお呼びがかかってきました。それでも出かけないで、結局11時半に消灯しました。こんなことは今までなかったのですが、翌日は絶好調でした。ちょっと年を実感しました。
翌日は朝食を一番に取り、そそくさとチェックアウトして、散歩に出かけました。近くの道後公園に少し興味があったからです。そこは中世の守護の城跡を公園にしたものです。湯築城は、14C頃に築城されたものとされています。
資料館は10時からになっていたので入れませんでしたが、内堀や土塁の後、武家屋敷の外観など雰囲気を味わいました。
この公園のすぐそばには正岡子規の記念館がありました。もちろんここも早朝のため外観のみです。
公園を散歩していると早朝ということもあり、ウォーキングの人たちと犬の散歩の人たちがとても多かったようです。その中に自転車で階段を下りてきている若者に会いました。その若者は段差を飛び上がったり、なかなか見事に乗りこなしていました。「写真撮ってもいいですか?」と聞くと「まだ始めて間がないから恥ずかしいのですが…」と快く承諾してくれました。
公園には他に植物が多くあって、花が咲く頃には良い場所なんだろうなと思いました。特に桜の名所みたいな気もしました。
学習会2日目は、期待していた兵庫の原田文孝先生の講義でした。期待にたがわないすばらしい中身になりました。前の日から節制していた成果も出て、頭はばっちり冴えていたので、とても刺激的な中身になりました。頭の中でどんどんスポンジのように吸収していくのがわかるくらいでした。中身については、後日HPで整理して紹介したいと思います。
帰りの船は少し小さい船でした。帰りもとても良い天気で海はすばらしい眺めでした。でもここで大失敗です。デジカメのバッテリーのチェックを怠っていて、予備のバッテリーも残りがなくて、夕焼けの大島大橋が撮ることができませんでした。がっかりです。
本館はすぐに見つかりましたが、周囲は工事中で情緒はまったく感じられない状況でした。取りあえず一周まわってみました。
本館前は写真を撮る人や、風呂かごを持っている人でけっこう混んでいました。どうしようかとちゅうちょしたのですが、他に見る物もないし、話のタネ(ブログのタネ)と思って中に入ることにしました。どうせなら坊ちゃんの再現ということで一番高いコース(1500円)を選択しました。3階個室が使えるということです。ホームページには「湯上がりは、三階個室からの景色を眺めながら輪島塗りの天目台のお茶と坊っちゃん団子で一服。心からやすらげる純和風の個室が八部屋あり、ぜいたくな気分にひたれそう。」と書いてありましたが、下のチケット売り場で注意された通り工事の音がうるさくてそれどころではありませんでした。
中に入ると少し薄暗くて、歴史を感じさせるような建物でした。チケットを渡すと「三階にどうぞ」と案内されました。横向きでないと上がれないような階段を上がると、廊下から障子で仕切られた部屋に案内されました。
部屋は床の間があって、真ん中に座卓があって貸し出し用の浴衣がたたんでありました。「着替えが終わりましたら、このブザーでお知らせください」と言われて浴衣に着替えると、まずお風呂に案内されました。
神の湯と霊の湯のどちらも入れるということで、2階専用の霊の湯に入ることにしました。思ったより狭くてこんなものなのかと思いました。
風呂や脱衣所はカメラを持ち込むことができないので、道後温泉本館のHPを見て参照してください。
2階の霊の湯(たまのゆ)に入り、1階の神の湯にも入りました。ここは西の湯と東の湯に分かれていました。どちらも入りましたが同じつくりのものでした。
風呂から上がって部屋に戻って、ブザーを押すとお茶と坊ちゃん団子を持ってきてくれます。外の騒音がなければそこで落ち着くところですが、外の騒音はすさまじいものがありました。
あまりの騒音に耐えきれなくて外に出ました。外には例の坊ちゃんマドンナがいました。シャッターを切るサービスをしていましたが、反対に1枚写真を撮らせてくれと申し出て写真を撮りました。他に店の店頭にその店のオリジナルの坊ちゃんの人形を置いているところもありました。グッズも一緒に販売していました。
時間になったので会場に戻ると、実践講座で学習をしてきた仲間たちが出てきました。感想は口々に良好だったので良かったと思いました。会場から今日の宿舎兼交流会の会場になっているにぎたつ荘に向かいました。途中交差点でNOHUUZOの看板をかけた喫茶店を見たので、河島英吾の歌に出てくる「いいか男は大きな夢を持て 野風僧、野風僧、男は夢を持て」の野風僧はここらへんの方言なのかなと思いました。
後で調べると岡山では「生意気」とか「悪い奴」という意味の言葉のようです。
この歌自体は、ワイルドな人間になれ、という内容ですが、岡山でも、北部ではある種の誉め言葉だが、南部に行くと罵倒する言葉になる、ということだそうです。
松山のある伊予の方言では「家におったら、ごろごろばかししちょってからに。なんとのふぞうなことよのぅ。」 と言うそうです。
宿に着くと、今回は長崎の宅先生と一緒の部屋ということになっていました。ゆっくりする間もなく交流会がスタートしました。酒を飲んではしゃべり、しゃべっては飲みのいつものパターンです。後ろをちょっと見ると、萩から来ている渡先生がギターケースからギターを取り出そうとしています。聞くと交流会のためにわざわざギターを運んできたそうです。それも2台も!
各組織ごとの紹介が進んで我々の紹介になりました。もちろんこの2人渡先生と弁ちゃんにお願いしました。「今は遊んでおけ!勉強なんか後でもできる!」という学習交流集会の趣旨とは関係のない歌を歌うのがこのおじさんたちなのです。MCを買って出て何とか盛り上げて出番は終わりました。
でもこの二人そこで収まるものではありません。アンコールがしたいと言い出しました。そこで主催者に申し出て後で出番をもらうことにしました。東京からも大道芸の綾小路先生が来ているので、それも出たがりの人なのです。その人の後に登場して、「たんぽぽ」「私の子どもたちへ」「夜明けを告げるこどもたち」と3曲完全に司会も宴会をジャックして、場を切り盛りしていました。
1次会が終わって、2次会という流れになりますが、今回はちょっと思いがあって2次会は遠慮することに決めていました。岡山の部屋で2次会をすると宣言して、地酒と焼酎を買いに出て、部屋にどんと置いてから風呂に行きました。そのまま部屋に戻ってベッドで横になっていたら、何度も何度もお呼びがかかってきました。それでも出かけないで、結局11時半に消灯しました。こんなことは今までなかったのですが、翌日は絶好調でした。ちょっと年を実感しました。
翌日は朝食を一番に取り、そそくさとチェックアウトして、散歩に出かけました。近くの道後公園に少し興味があったからです。そこは中世の守護の城跡を公園にしたものです。湯築城は、14C頃に築城されたものとされています。
資料館は10時からになっていたので入れませんでしたが、内堀や土塁の後、武家屋敷の外観など雰囲気を味わいました。
この公園のすぐそばには正岡子規の記念館がありました。もちろんここも早朝のため外観のみです。
公園を散歩していると早朝ということもあり、ウォーキングの人たちと犬の散歩の人たちがとても多かったようです。その中に自転車で階段を下りてきている若者に会いました。その若者は段差を飛び上がったり、なかなか見事に乗りこなしていました。「写真撮ってもいいですか?」と聞くと「まだ始めて間がないから恥ずかしいのですが…」と快く承諾してくれました。
公園には他に植物が多くあって、花が咲く頃には良い場所なんだろうなと思いました。特に桜の名所みたいな気もしました。
学習会2日目は、期待していた兵庫の原田文孝先生の講義でした。期待にたがわないすばらしい中身になりました。前の日から節制していた成果も出て、頭はばっちり冴えていたので、とても刺激的な中身になりました。頭の中でどんどんスポンジのように吸収していくのがわかるくらいでした。中身については、後日HPで整理して紹介したいと思います。
帰りの船は少し小さい船でした。帰りもとても良い天気で海はすばらしい眺めでした。でもここで大失敗です。デジカメのバッテリーのチェックを怠っていて、予備のバッテリーも残りがなくて、夕焼けの大島大橋が撮ることができませんでした。がっかりです。
原田先生の話聞いてみたかったですね。今はとにかく自分の頭の中を今までのものと入れ替えたいのでいい話、いい本があれば何でも飛びつきたい気分です。子どもではないけれどドキドキの毎日、研究授業のコメントや批評を聞いていると自分と重ねあう部分が多くそのたびに自己嫌悪に落ち込んで・・・そんな時にいろいろなブログを開き、写真などを眺めて自分を立て直そうとするのですが・・・少しは成長しないといけません。
ありがとうございました!