とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

四国一周の鉄道旅3(2019.5.29)

2020-04-25 11:38:14 | 鉄道旅

宇和島駅に戻ってさて本題の鉄道旅です。宇和島からは予土線で高知県の窪川に向かいます。
予土線には特徴的な気動車があります。キハ32形の鉄道ホビートレインと海洋堂ホビートレインです。全部の気動車も見たかったのですが、できたら新幹線0系の方が良いなと期待していたら、何と入線してきました。

 

 
このエセ新幹線が見たくて四国に来たようなものです。
2014年に登場して宇和島ー窪川間を一日2往復しています。
この車両は1両編成で中にはトイレがありません。


2時間半近く走るのにどうするの?という感じですが、このテの車両は、行き違いの駅で必ずトイレタイムを取るようにしているので安心です。その時も撮影タイムなのです。
大きなザックと大きな一眼レフを提げて車内をウロウロするので一緒に乗り合わせた老夫婦からは「プロのカメラマンの方ですか?」と声をかけられてしまいました。
トイレ休憩の間には若い運転手さんから「最近一眼を買ったんだけど、家の中で子どもの写真を撮ると暗くなってしまうんだけど、どうしたら良いですか?」と相談されてしまいました。
年齢のせいか、貫禄が出てきたようです。

 

鉄道ホビートレインには車内にも工夫がされていて、新幹線開通当時の座席も配置されています。向かい合わせにならない固定式シートです。ショーケースの中には鉄道模型が数種類展示されています。ホビートレインもあり、何とも見とれてしまいました。
途中のすれ違いの駅では、海洋堂ホビートレインとも会うことができました。両車とも観光列車の要素は強いのですが、普通列車というところが何ともすごい!
車内外の塗装が何とも強烈なのですが、海洋堂ホビートレインの中には河童の親子のフィギュアが2体配置されているそうです。

 

予土線を走っていると思わぬ車両に遭遇しました。観光列車の「しまんトロッコ号」です。肝心の「トラ45000形」のトロッコは引っ張っていませんでしたが、先頭車両のしまんトロッコは何とか撮影することができましたが、突然のことだったので窓越しのショットになってしまいました。

 

江川崎(エカワサキ)駅ではトイレ休憩のためにちょっとだけ停車します。
日本一暑い駅41度のラブラブベンチが用意されていました。何枚かツーショットの写真が飾ってありました。こんなところで撮影するんだと感心しながら私も一人でおもちゃカメラで撮影してみました。
一人でタバコを吸ってるおばちゃんと、踏切を渡っているじいちゃんとベンチに座っている私です。向こうのホームにはホビートレインが写っています。もっとワイドにすればトイレから出てくる運転手さんも写っているのですが、構図的にこれが限度かな?

 

 
江川崎を出発して次の駅の駅名に「ナニ!」とツッコミを入れたくなるような駅名でした。またまた慌ててパチリです。

 

予土線は、四万十川沿いをゆっくりゆっくり走ります。ディーゼルの心地良い音と乗客が少ないこともあり、余計な話し声も聞こえてこないので、ヘッドフォンも使うことなく過ぎていきます。
ついに終点窪川駅に到着です。ここからは土佐くろしお鉄道に乗り換えです。土佐くろしお鉄道はJRではありませんが、土讃線にも乗り入れているので、特急あしずり9号に乗ります。


終点の宿毛まで行こうかと思ったのですが、ネットで検索するとなかなか駅前に宿泊ホテルがヒットしません。ちょっと手前の中村で下車することにしました。
第1日目は中村で宿を取ります。
山口ー広島ー岡山ー香川ー愛媛ー高知と鉄道に乗るだけで何もしないのに心地良い疲れがやってきます。


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