周南市の北部に須金という集落があります。
小学校は、須磨小学校といいます。
小さな小学校で複式と6年生の二クラスだけの学校です。
全校生徒は5人です。
かつては街道上の要所で、馬が行き交う町でした。
きれいな水も豊富で造り酒屋も数件あったようです。
前回も撮影したのですが、今回はモノクロで撮影しました。
私はこの町がけっこう好きです。
何とも味わいがあるように感じています。
それにしてもこの壁の落書きは何のために書かれているのか理解できません。
町はかつての繁栄をうそに、どんどんさびれている様子です。
人口もどんどん減っている感じです。
果樹が盛んでフルーツの里という言われ方をしています。
特になしとぶどうは有名で観光農園もいくつかあるようです。
学校へいくために向かったのですが、途中で販売所に寄って、手作りの蜂蜜とゆずこしょうを買って帰りました。
小学校の校庭には大きな銀杏の木が5本生えていて、そのうちの2本はすべて葉が散っていて、残り3本は元気に頑張っているのが不思議でした。
いつもながら、行って見たくなる素敵な写真。
教員になって初めて担任した子が須金から通ってきていました。
送迎バスではなく、タクシーを使って数名が登校していました。
初めての家庭訪問が須金の町でした。
町外れの理容店の子どもさんでした。
菜の花が咲き乱れた道を車で走って行った思い出があります。