特別支援学校に勤めながら、週のほとんどを地域の学校や幼稚園・保育園の支援に歩いていると自分の学校の居場所がなくなるような気がします。
月曜日は、唯一授業でチーフをさせてもらう音楽の授業があります。
しかし、土曜日・日曜日を過ぎて最初の日です。
ちょっと憂うつになることもあります。
それでも気持ちを振り絞って授業に臨みます。
授業に参加してくれる子どもは小1の女の子が3人、そのうち二人は車いす移動で手も自由には動かせません。
他に小3の女の子が1名、小5の女の子が1名この2人は歩けるけど、病弱で心臓疾患を持っています。
5年生と6年生の男の子が1名ずつ、この二人は会話はできるけど、体は自由に動かせない子どもたちです。
合計7人の子どもと一緒に音楽をしています。
授業の流れは歌唱、手や体を使ったリズム遊び、器楽(打楽器が中心)を曲を変えながら組み合わせています。
楽器はほとんどをギターとバンジョーでやっています。
ピアノ伴奏を手伝ってもらうこともあります。
1月31の授業は
①オープニング『青い空に絵をかこう』
②『北風小僧の寒太郎』(マイクを使って1番ずつ声を出したり、歌を歌ったりしました)
③『たんぽぽ』(子どもたちはマイクを使って、先生たちは2部合唱で歌います)
④『風に向かって』(オリジナルソングです。車いすを後ろから押してもらって教室を動きます)
⑤『大型洗濯機』(オリジナルソングです。子どもたちをくすぐる遊びで、大人気の遊びです)
⑥『おしくらまんじゅう』(オリジナルです。車いすから降ろして、マットに支え座りをしてみんなで背中を押し合います)
⑦『タンブリン』(オリジナルです。四拍子のリズムをタンブリンで叩きながら、みんなで合わせます)
⑧エンディング『世界中のこどもたちが』
だいたいこういう流れで行っています。
子どもたちの喜ぶ笑顔だけが救いの授業です。
それでも、悩みながら授業をしている今日この頃です。
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