とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

四国一周鉄道の旅2(2019.5.29)

2020-04-25 10:18:30 | 鉄道旅

岡山から松山までは2時間半の列車旅です。車窓から眺める風景を楽しみながら、少し早い昼食タイムにしました。
観光列車以外の特急は車内販売はありません。岡山で弁当を買ったのは賢明だったかもしれません。
以前は車内で弁当を食べる習慣はほとんどなくて、ビール程度でしたが、今回の旅はタイミングを外すと食事を摂る時間がほとんどないようなことになっています。
地元高校生自慢のセレクトということで岡山満載の中身になっていました。2本目のビールが進む中身になっていました。

 
松山からは宇和島まで特急「宇和海」です。ここからは非電化路線になるので気動車(ディーゼル)特急です。
2000系特急気動車で速度向上とグレードアップを図るために開発されたものです。あらかじめ走行する路線の線形のデータを記憶させておく制御付自然振子車両です。当時は世界初の車両でした。
私は気動車独特の音と揺れが好きです。窓の外には四国カラーの魅力的な列車が止まっています。何という列車かわかりません。指定席と書いてあるから特急なのかな?

私は宇和海の指定席に座ったのですが、同じ号車に自由席も同居していました。新幹線感覚からはちょっと不思議な気分。窓の外にはツートンカラーのEF65の2000番台が止まっていました。

 

 

宇和島に向かう途中に内子や大洲といった古い良い街並みを残しているところがあります。
以前、車で行って写真をたくさん撮った思い出があります。今回は車窓から大洲城をちょっとだけ眺めて素通りです。
高松からずっと続く長い長い予讃線も宇和島が終点です。この終点マークは好きですね。

 
宇和島から先は予土線というローカル線に乗るのですが、これがなかなかレアな路線で昼間の便が少ない。以前TVの秘境駅で安田団長が乗降客を待っていたくらいの路線です。
宇和島駅で1時間40分ぐらい待たなければいけません。
宇和島の街を散歩してもそれほどの刺激はありません。喫茶店で暇を潰すくらいがちょうど良いのでしょうが、列車の車中で散々ぼんやりしていたのでそれもできません。
「宇和島城まで行ってみるか?」とよぎりましたが、宇和島城は山城です。結構急な階段が連続しています。カメラザックを背負っているのでちょっとためらいはありましたが、思い切って出かけました。

 

列車待ちの時間があったせいもあり、駅から離れて名所旧跡を巡るのはここだけです。
宇和島城は一度来たことがあり、きつい石段だったことは記憶しています。実際登り始めて「これは失敗したな〜」と思いました。
遠回りをすればスロープもあるのですが、昔からの城を撮影するためには石段を登らなくてはいけません。
途中で「その荷物で登ってきたんかね?」と声をかけられるとちょっと元気を出しながら撮影ついでに適度な休憩を入れながら登りました。
昔からの天守閣が残っている数少ない城です。以前来た時には早朝だったので、天守閣には登っていません。すれ違うことのできない傾斜のきつい階段を登りました。
天守は四方の窓が開放されていて風がとても気持ちの良いものでした。宇和島湾も遠く見渡せて気持ちの良いものでした。

 

 

4枚目は駅の自動販売機にあったお遍路デザインのコカコーラです。

 


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