とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

「風」はしだのりひことシューベルツ

2008-07-12 00:05:18 | この1曲
「風」シューベルツは1969年の発売になっています。
フォークルを解散した後に端田宣彦が新たに結成したグループの新曲です。
作詞が北山修、作曲が端田宣彦というコンビの曲です。

中1の時の曲です。ラジオの番組で何度もかかる曲でした。
ギターを中学時代から弾き始めていて、ギターのコードがGからBmに変わるのでなかなかうまく弾けなくて苦労した覚えがあります。

♪人は誰もただ一人旅に出て
 人は誰もふるさとを振り返る
 ちょっぴりさびしくて
 振り返っても
 そこにはただ風が
 吹いているだけ
 人は誰も 人生につまずいて
 人は誰も 夢破れ振り返る


♪プラタナスの枯葉舞う冬の道で
 プラタナスの散る音に振り返る
 帰っておいでよと
 振り返っても
 そこにはただ風が
 吹いているだけ
 人は誰も 恋をした切なさに
 人は誰も 耐えきれず振り返る


 *)何かをもとめて
 振り返っても
 そこにはただ風が
 吹いているだけ


 振り返らずただ一人一歩ずつ
 振り返らず
 泣かないで歩くんだ


 *)繰り返し

 中学生にとっては何となく切なくなるような歌詞です。
 特に1番では何か惹かれていました。
 人は誰もただ一人旅に出て~
 この旅が単なる旅行ではなくて、自立への旅だと言うことは
 当時の中学生にも何となく想像できる世界でした。

 家に代表されるしがらみを捨てて、自分一人で生きていく時を想像しながら
 この歌を歌っていたように思います。
 振り返ってもそこにな何もなく、風が吹いているだけ~
 振り返らずに前だけを見て歩いて行こうという呼びかけは、
 中学生の私にとって刺激的な言葉でした。

 この歌のことは忘れたことはないけど、ずいぶん自分では歌ったことはありませ んでした。
 10年以上前のことです。高石ともやさんが柳井に来られた時に、ステージからい ろんななつかしい曲を歌ってくれました。
 その中に「風」がありました。
 会場にいた大勢の人たちと一緒に歌った「風」はまた違った響きがありました。

 今では歌うことはありませんが、大切な1曲であることはまちがいありません。
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