とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

高杉晋作の墓に行ってきました。

2010-10-11 21:34:53 | 写真日記

前回、「龍馬伝」についていろいろ書いておきながら、毎週のように「龍馬伝」を見ています。
前回書いたように史実と異なる場面では、いろいろツッコミを入れながら見ています。
10月10日放送は「さらば高杉晋作」でした。
龍馬が長崎でいろいろ詮議をかけられているため、お龍を三吉に預けるため下関に向かいます。
そこで、死の床にあった高杉晋作に会い、日本の未来を語り合い、
身分の違いなど関係ない新しい国の形を語り合い、高杉の夢を引く注ぐ決意をするというストーリーです。

歴史上に出てくる人物を描くことがこのドラマの主題なので、
有名人はすべて龍馬に引き合わさなければならないし、歴史的の一コマは全部龍馬を中心に廻っていることになります。

まるで映画「フォレスト・ガンプ」の主人公のようです。

そういうつっこみを入れながらも、高杉晋作役を演じる伊勢谷友介がなかなかなのです。
いい男なのできっと高杉晋作も歴女の中で人気が出るのではないかと思います。
顔や雰囲気はそっくりな感じはするのですが、高杉晋作はあまり背が高くなかったので、そこがちょっと美化しすぎかもしれません。

それでも、高杉の死の場面を見ていると、久しぶりに高杉晋作の墓参りもいいかもしれないと思いました。
思い立ったが吉日ということで翌日、下関の高杉晋作の墓がある東行庵に向かいました。

ここは菖蒲の花と紅葉で有名な場所です。
花は咲いていないので、人はそんなにはいないだろうと思っていたら、とんでもありませんでした。

11時過ぎに着いた時は、駐車場が予備の上の駐車場までぎっしり満車です。
連休は差し引いてもテレビの影響は大きいですね。

ドラマでは高杉晋作役を伊勢谷友介がしているだけに、よけい人気が高まってきたかもしれません。
ずいぶん来ないうちにかなり整備されたみたいで、ちょっとした公園になっていました。

東行庵の入り口には食堂と茶店が並んでいて、“晋作餅”を競って販売していました。

 

ここまでは普通だと思いましたが、“晋作うどん”はどうなんでしょ?



店の前には、何と同僚でしかも同い年のM先生がいました。
この人も同じ発想で出かけてきたのかもしれません。

取りあえず、高杉晋作の墓にお参りをしました。
見上げると青空、日本は平和です。

 

高杉の像があるところまで移動して、写真を撮りました。
いつも着流しのスタイルで、まさに龍馬伝の伊勢谷友介です。
ドラマでは小倉口の戦争の時も着流しに三味線を持っていました。
(そんなわけはないやろ!)(責任者を出さんかい!)

 

東行庵はもともと山縣有朋が建てて、おうのさんに提供したものだと言われています。
おうのさんは亡くなるまでこの地で晋作を弔ったとされます。



東行庵のすぐそばに東行記念館があります。
当然、晋作の遺品があるものと信じて、みなさん入られますが、
晋作の遺品を巡って、東行庵と、萩市、高杉家の間で訴訟が起きていてそれが解決されるまで展示は見合わされているのか
全くと言っていいほど、晋作の遺品はありません。

2階部分の下関の管理部分は、山縣有朋関係のものばかりです。
これでは詐欺です。
入館前に断っておくべきだと思います。

 

 

東行庵近くに奇兵隊駐屯地跡があるということでそこにも行ってみましたが、石碑と像以外は何もなく
近所の人がバーベキューをしていました。

 

コメント (1)
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