とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

周南市粭島

2007-06-29 00:05:12 | 写真日記
 コーでないとの関係で、火曜日に周南市粭島の小学校に行きました。少し早く着いたので灯台の見える所まで行きました。なかなか興味深い風景に出会いました。

 木曜日には粭島の中学校に行く予定になっていたので、少しだけ早く着くようにして、カメラを持って散策しました。

 最初に気になったのは、日本精蝋という会社です。大きな工場があります。この島は漁港と日本精蝋の工場が同居しているような不思議な島です。島と言っても橋でつながっているので、ほとんど半島のような感じです。地図で見ると目の前が人間魚雷回天の基地で知られている大津島で、その後ろが笠戸島です。



 この日本精蝋という会社は何をしている会社なのだろうと気になり、インターネットで調べると、蝋も作っているようですが、大半はワックスを作っている会社のようです。ワックスは熱で溶けるためにプリンターのインクや、接着剤などにも使われているようです。

 

 日本精蝋の工場や事務所にも赤煉瓦が使われていました。それだけでなく、港周辺の人家の塀にも赤煉瓦が使われていました。大きな港の近くの倉庫には赤煉瓦が使われているのは目にしますが、人家の塀に赤煉瓦が使われているのを見たのは初めてです。塩害対策なのかもしれませんが、ちょっと目を引く風景です。

 

 

 港の手前にはふぐ延縄漁発祥の地を示すモニュメントが立っていました。ふぐ漁は下関よりはるかに有名だったそうですが、今ではほとんど採れないようです。



 港の周辺は、いかにも現役の港の光景です。でも最盛期に比べると漁獲量もぐんと減っていて寂しい限りだそうです。

 

 港の先には、小さな小学校があります。校舎は昭和の臭いがいっぱいの建物です。現在の生徒数は14名だそうです。この子どもたちが大変元気が良くて50㍍先から「こんにちは」とあいさつしてきます。



 もう少しいくと貴船神社があります。この神社の御輿は海を渡ることで有名です。神社の神社の周囲も赤煉瓦で囲まれています。その先には灯台が見えるのですが、巨大な堤防とテトラポットで海が見えないのが少し残念です。

 

 

 町の中にも入ってみました。そこにも赤煉瓦の塀がちゃんとあって何とも不思議な感じでした。港町でも上関や下津井の光景とは明らかに違います。どうして、煉瓦なの?と調べてみたくなりました。

 

        
コメント (1)
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