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 季節はずれのインテルメッツォ(続)

音楽、文学、絵画、スポーツ、シェパード等々についての雑記帖。

踏み台

2018年01月09日 | 音楽
僕の見るところでは子供に足台は必要ない。本来なら話題にするまでもないのだが。つまり使う子供がいても構わない。

足台を使わぬ場合、当然ながら足はぶらぶらする。でも不安定さを避けるために椅子に深く座ればお尻でしっかり座ることになる。

つまりしっかり座ることさえできるなら足台が有ってもちっとも構わない。そこを指摘できない場合でも、足台無しにすればいやでもお尻で支える道理だ。

ただ、昨今では足でしっかりと支えよ、という教えも多いと聞く。

いったいどんな根拠に基づくのだろう?ある程度弾ける人ならば絶対に足で支えて弾いているはずはないのだ。足で支えて弾けと主張する人は単なる観察不足である。

ある人に拠れば右足はペダルを踏むのだから左足でしっかり踏ん張るべきなのだと説く。

では高音部を弾くのはいったいどうやるというのだろう?かくしてこの高説をまともに受け取った人だけがピアノ学習レースから脱落する。

と書いて来たら足をつかずに弾くのは行儀が悪いと叱られたという人が現れた。

一所懸命に書いて馬鹿を見た。

ふざけるんじゃないよ、すると何かい、ピアノは小笠原流作法かい?

そもそも子供の足が床につかないのは行儀が悪いのかい?では電車の中でも金切り声を上げたらいかが?近頃の子は行儀が悪いですぅ〜とでも。

疲れる昨今である。