季節はずれのインテルメッツォ(続)

音楽、文学、絵画、スポーツ、シェパード等々についての雑記帖。

11月の講座のご案内

2012年10月14日 | 音楽
11月23日 14時から幡ヶ谷のKMアートホールにて。

近頃一般の書店でも「ピアニストの脳を科学する」という本が売られています。だいぶ以前に人から紹介されて一読しました。内容はおよそ見当をつけていたことで感心しなかったのです。しかしだんだんとピアノ学習する人の知るところとなり、それならば僕が感心できないところを言っておきたいと思うようになった次第。この本を2,3回取り上げてみるのも、ピアノを弾く指、腕、はたまた楽器の特性などをより正確に語るきっかけになるかもしれないと期待しています。
前回講座で、コピーをしますから本を買う必要はないです、と言いました。で、いざコピーできる箇所を探し始めてみるとこれが難しい。まあ、どこを切り取っても何とかなるだろう、と腹をくくってしまうしかない。というわけで、コピーを持ち込みますから、参加者の方はお求めになる必要はありません。

講座の後半は今回はバッハ・フルートソナタ(ホ長調)を取り上げてみます。他の楽器に親しむことはピアノにとって極めて重要です。音程感の確保や、呼吸についてにとどまらない。(呼吸について言えば管楽器奏者は呼吸をしているとは限らない、という逆説を唱えることも可能です)ピアノの譜面から様々な表情を読み取る一番の近道でもある。

今年の講座は今回でおしまいです。来年は3月からぜひ再開したいと考えています。ヴァイオリンソナタなど、演奏予定の方がいます。他にも演奏希望者は随時募っています。本講座でレッスン希望の方は無料ですから、一所懸命弾いてみたいという人は遠慮なくお申し出ください。また、質問もいつでもコメント欄、直接メール、いずれでも(匿名も可)歓迎します。

本来こういう記事はブログですと流れていきますから、HPの方が適しているのですが、なにぶん煩雑なパソコン用語に翻弄され、作ることができません。
コメント
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