ルイガノ旅日記

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初詣の風習~三社参り

2022年01月07日 | 北九州
1月4日から6日にかけての日没後まもない時間帯、地球上からは、月と太陽系の惑星が接近しているように見えました。4日は水星、5日は土星、昨日1月6日は木星のそばを月が通過。とりわけ空気が澄み渡った昨夜は、くっきり明るい三日月と木星が南南西の空に輝いていました。(妻が私のカメラで撮った写真です。木星と一緒に写った写真もあったのですが、ブレブレで載せられませんでした)


正月3日は元日の2社に続いて、日本武尊、天照大神、神功皇后を祀る八剱神社を参拝。八剱神社は、貞元元年(976年)創始と伝えられています。


八剱神社の創建に関しては、日本武尊や神功皇后が立ち寄られた霊地であることから、この地に祀ったとする説、平家追討の命を受けてここに本城を築いた三河守源範頼が、故郷三河の国(愛知県)から熱田八剱神を勧請して武運長久を祈願したとする説があります。いずれの説が正しいのかは明らかになっていません。


急な階段を登り切った境内入口の逆立ち狛犬、吽形(うんぎょう)。


対の狛犬、阿形(あぎょう)は立ち上がっています。


西日本を中心に、初詣は三社にお詣りする「三社参り」の風習が残っています。その由来は諸説ありますが、代表的なものは次の二つだそうです。
〇伊勢神宮、石清水八幡宮、賀茂神社の三社に奉幣(神に祈りを捧げながらお供えすること)する朝廷の正月行事が庶民の間に広まったとする説
〇三つの神様(先祖代々を守る氏神<うじがみ>、生まれた場所を守る産土神<うぶすながみ>、住んでいる地域を守る鎮守神<ちんじゅがみ>)に新年のあいさつをする習慣が三社参りに変化したいう説

青森時代、地元の友人から初詣は一社だけと聞くまで、三社参りは全国的に行われている習慣だと思っていました。いろいろな風習や生活習慣は、地域によってずいぶん異なるものですね。

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2 コメント

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撮影 (tango)
2022-01-09 10:29:51
奥様の撮影、うまいですね~~
凄い!
作家さんは何事もセンスが良いのですね♪
写真をじっと見ております!
私も見るお月様は大好きで、孫たち相手に
(お月様物語)を想像してお話します?
孫曰く(お口がない、お目目がない。。どうして
お食事をするの?)と聞きます
私はお月様が沈むと(山の中のお家に帰っていったね>)とお話を作ります!
三社参り・・・・そうなんですか?
考えもせず、参れるところをまいっていましたよ!
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re:撮影 (Duke)
2022-01-09 13:50:03
tangoさん、こんにちは〜 (^-^)ゞ
上手に撮ってますよね。
三日月には、満月とはまた違う魅力があるような気がします。
褒めていただいて、妻が大変喜んでいました。
ありがとうございます〜♪
tangoさんの月物語、聞いてみたいです。
お孫さんたちの反応が素直で可愛いですね。

私も山口県で生まれ育ったので、三社参りがあたり前だと思い込んでいました。
以前は大宰府天満宮や宗像大社、宮地嶽神社などを含めて三社参りすることが多かったのですが、年々、混み具合が酷くなってきたので、近ごろは近場限定でお参りしています (^-^)ゞ
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