久しぶりにオートバイの夢を見た。
免許は失効させてしまっているので,無免許であることを承知でオートバイを走らせていると,ふと気がつくと,ヘルメットをかぶっていない。
ここまで警官に出くわさなかったので助かったのだが、至急、どこかでヘルメットを買おうと思い、バイクをある家の塀の横に止めると,その家のなかから私服制服とりまぜ、警官がわらわらと出てきた。
どうやらこの家に強盗が入ったらしいのだ。
まずいところにバイクを止めてしまったと後悔するが,今更バイクに乗って逃げるわけにいかない。
なぜなら,ヘルメットがないから。
それで知らんぷりをして警察官たちの横をすり抜けようとすると,「ちょっとちょっと」と呼び止められた。
「このバイクあんたの?」
「いえ、ちがいますよ」
「これに乗っていなかった?」
「いえ、ヘルメットもないのに、乗れるわけないでしょ」
と、言い訳しつつ,ずりずりと警官から離れようとすると,向こうも、ずりずりと近づいてくる。
や、やばい。
だんだん早足に、そして駆け足に。
当然,警官の方も早足から駆け足になっておいかけてくる。
深津絵里が国際映画祭で主演女優賞をとったけれど、それだけで大騒ぎというのはいかにも後進国風でみっともない。
私は深津絵里という女優を嫌いじゃないけれど、ちょっとは作品の中身に、それもストーリー紹介だけではなくて、ちゃんと批評しながら紹介してほしいものだが,ただ「快挙」を連呼するだけ。
映画のことで突然思い出したが、たけしの『あの夏一番静かな海』というのがあった。
聾者の恋人同士の話で、たけし映画の中でも評価が高いわけだが,私はあんまり面白いと思わなかった。
それで,少し前、聾者の若者(男女)二人が電車の中で手話で話し合っているのだが,聾者だからゼスチャーが大きい。
身振り手振りが「外人」ぽくて、脇で見ていても,話している中身がだいたいわかりそうなくらい。(わからなかったけど)
そのうち、男の方が窓の外に何かを見つけたらしくて、そちらをぼーっと見ている。
女の子はそれでも話しかけているわけだが、男の視線は外にいっているので、話しかけられていることがわからない。
すると、女の子は男のジャケットの裾を、ツンツンと引っ張った。
なかなか可愛い仕草なのだが,ああいう聾者ならではの特徴的なものが、『あの夏一番静かな海』には一切なかったんじゃないかと、突然思い出したのだ。
だいたい,「静かな海」というタイトルも、聾者の世界は「静か」な世界だろうといった思い込みがあったんじゃないかと思うのだが、それはちがうだろうと思う。
それはさておき、老人というのは,70を越えると、病院で四日間も寝たきりでいると,体の関節が固まり,そのまま「寝たきり」になってしまうんだそうだ。
やばっ、である。
私は,寝ていて思いっきり「伸び」をするのが、気持ちよくて気持ちよくて,大好きなのだ。
あー、生きているという感じがして。
あれができなくて、「固まったまま」なんて、生きている価値がないとすら思うのだが、「寝たきり老人」というのは、何を生き甲斐にしているのだろう。
はっきり言って,いろいろわがままを言うことが「生き甲斐」になってるんじゃないだろうかと思ったりするのだが。
免許は失効させてしまっているので,無免許であることを承知でオートバイを走らせていると,ふと気がつくと,ヘルメットをかぶっていない。
ここまで警官に出くわさなかったので助かったのだが、至急、どこかでヘルメットを買おうと思い、バイクをある家の塀の横に止めると,その家のなかから私服制服とりまぜ、警官がわらわらと出てきた。
どうやらこの家に強盗が入ったらしいのだ。
まずいところにバイクを止めてしまったと後悔するが,今更バイクに乗って逃げるわけにいかない。
なぜなら,ヘルメットがないから。
それで知らんぷりをして警察官たちの横をすり抜けようとすると,「ちょっとちょっと」と呼び止められた。
「このバイクあんたの?」
「いえ、ちがいますよ」
「これに乗っていなかった?」
「いえ、ヘルメットもないのに、乗れるわけないでしょ」
と、言い訳しつつ,ずりずりと警官から離れようとすると,向こうも、ずりずりと近づいてくる。
や、やばい。
だんだん早足に、そして駆け足に。
当然,警官の方も早足から駆け足になっておいかけてくる。
深津絵里が国際映画祭で主演女優賞をとったけれど、それだけで大騒ぎというのはいかにも後進国風でみっともない。
私は深津絵里という女優を嫌いじゃないけれど、ちょっとは作品の中身に、それもストーリー紹介だけではなくて、ちゃんと批評しながら紹介してほしいものだが,ただ「快挙」を連呼するだけ。
映画のことで突然思い出したが、たけしの『あの夏一番静かな海』というのがあった。
聾者の恋人同士の話で、たけし映画の中でも評価が高いわけだが,私はあんまり面白いと思わなかった。
それで,少し前、聾者の若者(男女)二人が電車の中で手話で話し合っているのだが,聾者だからゼスチャーが大きい。
身振り手振りが「外人」ぽくて、脇で見ていても,話している中身がだいたいわかりそうなくらい。(わからなかったけど)
そのうち、男の方が窓の外に何かを見つけたらしくて、そちらをぼーっと見ている。
女の子はそれでも話しかけているわけだが、男の視線は外にいっているので、話しかけられていることがわからない。
すると、女の子は男のジャケットの裾を、ツンツンと引っ張った。
なかなか可愛い仕草なのだが,ああいう聾者ならではの特徴的なものが、『あの夏一番静かな海』には一切なかったんじゃないかと、突然思い出したのだ。
だいたい,「静かな海」というタイトルも、聾者の世界は「静か」な世界だろうといった思い込みがあったんじゃないかと思うのだが、それはちがうだろうと思う。
それはさておき、老人というのは,70を越えると、病院で四日間も寝たきりでいると,体の関節が固まり,そのまま「寝たきり」になってしまうんだそうだ。
やばっ、である。
私は,寝ていて思いっきり「伸び」をするのが、気持ちよくて気持ちよくて,大好きなのだ。
あー、生きているという感じがして。
あれができなくて、「固まったまま」なんて、生きている価値がないとすら思うのだが、「寝たきり老人」というのは、何を生き甲斐にしているのだろう。
はっきり言って,いろいろわがままを言うことが「生き甲斐」になってるんじゃないだろうかと思ったりするのだが。