パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

林真須美をギャフンと言わせるには

2009-04-23 19:14:53 | Weblog
 酔っぱらって深夜無人の公園で全裸になって逮捕されて家宅捜査。

 捕まる時に暴れたらしいけど、公務執行妨害がついてないところをみると、警官には手を触れてはいないみたいだ。

 だとしたら、近くに服を脱いだというのだから、それを着せて、帰せばいいだろうに。

 まあ、百歩譲って逮捕まではいいとしても、それで「家宅捜査」とは何ごとだ。

 多分、薬物、麻薬の有無を調べたかったのだろう。

 日本はすっかり警察国家になってしまった。酷すぎる。

 しかも、警察国家の癖に、凶悪殺人犯人となると、さっぱり捕まらない。

 捕まえても、冤罪だったり。

 井之頭公園のバラバラ死体遺棄事件も、記憶に新しい……と思っていたら、昨日、時効になったそうで。

 もうしわけない、と頭を下げたそうだが、「ごめんですめば警察はいらない」って……その警察が「ごめん」ですまそうとしているんだから、どうしたらよいやらだ。

 大久保秘書も、あの「微罪」でいまだに勾留されたままだ。

 たぶん、「有罪」を認めていないので、釈放されないのだろう。

 こんなことが許されていいのか?

 和歌山カレー事件もどうもすっきりしないなあ。

 ヒ素を使った保険金搾取で食っていたことは確かだが、それだけに、そのヒ素混入による大量殺人は、「保険金搾取」の目的にそわないので、「動機不明」ということになるのだろうが、でも「動機不明」だから、「やってない」ってことにはならない。

 でも、最高裁の判決文にそのくだりがあったのは、ちょっと変な気がした。

 屁理屈、っていえば屁理屈だから。

 デーブ・スペクターが、「動機不明なのは、犯人が言っていないだけ」と言っていたそうだが、ここは、「動機不明だからやっていないとは言えない」ではなくて、スペクター式に「犯行動機は被告黙秘につき不明」でいいんじゃなかろうか。

 これならきっと、林真須美、「ギャフン」じゃなかろうか。

 ああ、ギャフンと言わせたい。