パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

とどのつまり……

2006-06-23 18:35:49 | Weblog
 秋葉原の新事務所に、荷物を少々持ち込み、一服しながら部屋の寸法を測ったりしているうちに、なんとなく落ち込んでしまった。あくまでも「なんとなく」で、はっきりした理由はないのだけれど……昨日の対ブラジル戦、惨敗のせい? ……まさかね。でも、本当に酷かった。早朝のし白茶けた雰囲気が拍車をかけ、最後の10分でさすがにテレビを切ってしまったが、中田が何と言うか、聞いてみたくなり、またつけたが、中田はグラウンドに倒れて起き上がらなかったそうで、中村の無言のインタビューだけ聞いた。
 日本の実力は4対1のスコア以上に開いていた、という意見があるようで、気を取り直した中田も、ブラジルの実力を思い知らされた、というようなコメントを残したみたいだが、そうではないと思う。ブラジルの選手が、「今日の日本は驚くほど弱かった」と言ったそうだが、「驚くほど」というのは、あそこまで弱いはずはないのに、という意味だろう。(希望的解釈ではなく)

 もちろん、ブラジル相手に2点以上の差を付けての勝利はさすがに不可能だったと思うが、頑張れば、ゼロゼロか、あるいは1対1の引き分けに持ち込むことは可能だったと思う。コンフェデ杯で引き分けだったように。もちろん、引き分けでは決勝トーナメントには進めない。でも、それでいいじゃないの……コンフェデ杯だって、引き分けで、決勝トーナメントにはいけなかったのだし、というモチベーションが働かなかった。
 なんちゅうか、要するに「ぐだぐだ」になってしまったのだ。そして、それは、結局、みんなが言っているように、オーストラリア戦での逆転負けが最後まで響いたのだと思う。てことは、やっぱりジーコが……てことになっちゃうか。