パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

年齢不詳

2006-02-12 13:34:54 | Weblog
 ニフティからバースディメッセージが届いた。いらないっつーに。

 しかし、年齢というものは、一見しただけではわかりにくいところがある。
 南原企画事務所の下にある、キッチン「いづみ」の御主人(コック兼)と、そこで働いている女性なんかもその典型例で、最初、その女性を見た時、御主人の姪の眼鏡っこ女子高生がアルバイトで働いているのかと思ったのだが(なんで「姪」と思ったかというと、年齢的(外見上)には、御主人の娘と思ったのだが、見ていて、なんとなく親娘の関係という感じがしなかった。かといって、単に時給で雇っているアルバイトという感じもしない。それで、「姪っ子」と勝手に想像したのだが)、その「いづみ」の隣の割烹料理屋の板さんにそれとなく聞いたら、「姪っこなんかじゃないよ。奥さんだよ。若く見えるけど、よく見てごらん、それなりの年齢だってわかるから」と言われた。
 言われてあらためて見ると、確かに(笑)。とても女子高生などではない。
 実は、その彼女の御主人のほうもちょっと年齢不詳なところがあって、白いコックの身なりをしている時は60以上、いや、70歳を越したお爺さんのようにも見えるのだが、仕事を終え、コックの白衣から、ハンチングにスタジャン、細みのジーパンといった格好に着替えると、いきなりひとまわり、いや、ふたまわり以上、若く見える。それで、最近では、かつては女子高生ではないかと思っていた彼の奥さんが、「姉さん女房」に見えたりしている。
 「視覚」が、「思い込み」に思いっきり左右されるものだとはいえ、いい加減なものだ。それとも、私がいい加減なのか。まあ、そもそも、話題そのものが、無責任な、「いい加減」な話題であるわけだが。