図1.
図2.
図3.
図4.
図5.
最近、仕事が一区切りつくと夕方の散歩に出かける。いつも同じところばかり。ブログ画像としてはいささか退屈だが、私の家の近所ってこんなのしかないのです。
さて、Macro Planar100mmの試写を続けよう。ホントにこんな面倒なマニュアルレンズを沖縄の街歩きで使えるのだろうか?。大体何を撮るんだい?、と我ながら半信半疑。
図1でこのレンズのボケ方を勉強してみた。手前の提灯にピントを合わせて背景は盛大にボカした。テスト用に絞りはいつも使うf4.0だ。確かに盛大にボケてくれる。
図2は、光があったのでマニュアルでピントを合わせられた。これぐらいの光があればファィンダーでのぞいてもピントが合わせられそうだ。それにしてもニコンDfのファィンダーは優れた性能とはいいがたい。暗いところでもフィルム機材ニコンF3のスプリット・イメージ式ファィンダーの方が確実にピントが合わせられる。
ちなみにこのレンズは、裸婦を撮ると大変綺麗だと推測。髪の毛1本1本迄描写しつつ、背景は盛大にボケてくれますから。そんなアーティスティックな作品をよく見ますが、私だったらアートというより、フォトグラファー達のように、ものすごく卑猥に撮るよな。フォトグラファーってホント売れる写真しか撮らないよね。ヌードの本や雑誌ってなんだかんだといっても売れるから。それは、私の本「環境デザインのプロデュース・コンセプトクリエイション・スケマティックデザイン、井上書院」よりは桁違いに売れるですもん。
図3は目測でピントを合わせられた。機材にはオートフォーカス時の合焦マークが出ますが、暗いとこれも機能せず、だから目測。顔の輪郭の一部が見えていたので合わせられたけど、ここまで写ると頭蓋骨の形まで見えてきそうだ。前後の人間がボケているから、開放でこの距離だと人間1人分の範囲しかピントが合わない、つまり薄い被写界深度だということです。
図4は、よく言えば髪の毛の一部にあっているようにも思われるけど、結果的に機材も目測もピントが合わなかった。このレンズはマニュアル故、こうしたピントを外した画像が多い。要は背景に連なる街灯の光源をボカして入れたかったのだけど。
こんな風に撮影してきて人物撮りに便利そうなレンズだということはわかった。
図5は、手前ボケ。八坂の塔から二年坂の方へゆく坂道を上がってゆくと右手に青空駐車場があり、その右側の門柱から見下ろした景観の納まりが調度よく、八坂の塔や民家をいれて綺麗に撮れる場所であることを、以前から知っていた。最近、ここが撮影スポットだというので、いつ出かけても外国人ビジター達が大量にいます。ついに国際的に知れわたった(笑)。
やはりこのレンズは、フィールド向きのようには思われない、さてと・・・。
京都市八坂、四条通
NikonDf、Carl Zeiss Macro Planar100mm/F2.0
1)ISO25600,焦点距離100mm,露出補正-0.67,f/4,1/200
2)ISO12800,焦点距離100mm,露出補正0,f/2,1/1600
3)ISO20000,焦点距離100mm,露出補正-0.33,f/2,1/3200
4)ISO12800,焦点距離100mm,露出補正0,f/2,1/1250
5)ISO25600,焦点距離100mm,露出補正-0.33,f/5.6,1/200
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