Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング802. 小説:小樽の翠710.幕間 登場人物のビジュアル・クリエイション

2023年10月11日 | field work

 この画像は、300KB程度のデータ量だが、マックの壁紙にすると十分迫力がある。こんな画像を見ながら朝飯を食べつつブログを書き、描いていることが多い。
 画像なり加工のための発色表現がデジタル環境のカラープログラミングと適合しているからだろう。以前ならば・・・、フィムル画像をスキャンしましたね!、といった具合に見分けられだが、いまはもうわかんない。
 この壁紙は「ドローイング663.小説:小樽の翠587.ジェシー(2022年12月3日)」に始めて登場するクロッキーモデル・ジェシーのイメージサンプルだ。この画像からドローイングを起こしている(カーリーヘアが面倒なので省略している)。ドローイングの方が精悍な顔つきになっているが筆が先走ったのでしょう。
 私のクロッキー帳から起こした登場人物ならばすべて裸婦なので人体が描けるが、画像から起こした登場人物は裸体画像がないので人体がわからない。もちろん黒人だからスタイルが良いのは常識としてわかるが、それがドローイングにするとどんな格好良さなのかがビジュアルとしてわからない。違う人体ホディを参照する方法もあるが、それじゃ頭と身体がバラバラになるだけ。そんなこと文章だからいいじゃないかと言われても、こちらはビジュアル・デッサンありきの文章だから、バラバラではデッサンが狂っている事と一緒です。最近線書きの人体が多いのは、裸体のクロッキーデッサンがないから線で曖昧に描いているとする理由がある。
 どんな文章であってもビジュアル上の整合性を持たないと、ここでの「小説:小樽の翠」では使えない。そう思っていたら、小説として読んでくれた読者がいた。たしかに表題に小説と入れてあるからなあ・・・。実をいうと小説といれたのはドローイングシリーズの編集上の必要から入れている。何故ならドローイングシーズには、他のビジュアル要素を多々アップさせているからだ。

読者のコメントを引用する。
「Unknown (nasaki)2023-07-08 10:27:01 心理描写が、言葉の修辞の味わいが淡いのは、筋書きが優っているようで、ああ、そうなの?で心に残らないような〜。でもスケッチや水彩画は惹きつけます。」

コメントに対する私の回答
「心理描写!?・・・。この小説はマーケティング手法のペルソナ法を意図して書いていますからライフスタイルのシミュレーションです。だから即物的な書き方になっています。そしてもともと大量の裸婦のクロッキーがありましたからドローイングが主で、ついでに文章がついていったいきさつがあります。今でもその傾向を継続しています。」

 少子晩婚化社会が加速するなかで、何故少子化社会かといえば真っ先に経済的理由をあげるかもしれない。だから子供は少なくし高学歴の少数精鋭で育てようと考えるのはある種合理性がある。しかし子供達は高学歴の少数精鋭になりたいのだろうか。そんな疑問から現代社会とは逆のライフスタイル・シュミレーションをしているのが「小説:小樽の翠」である。少子化に対して多子化、晩婚化にたいして早婚化といった具合に・・・。

ドローイング663.小説:小樽の翠587.ジェシー(2022年12月3日)のデッサン
コメント
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