Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング305. 小説:小樽の翆236. 冬支度

2020年11月16日 | Sensual novel

 

 小樽近郊の山中に転がっていた、多彩な色の葉をつけた紅葉の枝が窓辺に飾ってある。もう北海道の紅葉もお終いだ。

さて、翆も、今年最後のスカート姿かな。

「スカートの腰の膨らみに欲望を感じるね」

翆「したくなる(笑)」

そういって翆の大臀筋を撫でながら、突堤まで散歩にいった。

空には、冬の湿気をたっぷり含んだシベリアからの冷たい雲がきている。

気温が低い。

山は雪が降る。

冬支度をしなきゃ、といってブーツやコートをだして、あとはストーブの清掃ぐらいだが。

大きく変わるのは、冬のライフスタイルだ。

家のなかで、寒い冬をどう過ごそうかというのは、やはり関心事だ。

もちろん毎晩酒を飲んで、翆とセックスをして、抱き合って寝ているだけじぁね

それだけじゃ、暮らせないよ。

・・・

突堤で、翆を後ろから抱きかかえ腰をピタリと付けて大臀筋の割れ目にペニスをすりつけていると少し勃起してくる。

翆「フフッ!、アチキ立ってるよー」

カップルがこんな格好で後ろから抱き合っていたら、きっとペニスを起立させて刺激しているんだろう。幸せのポーズさ。

さて冬はどうやって暮らそうかね。

翆「うん!、冬ねえーーー、炬燵だそうか!。電気の・・・。そこでお鍋かな!。あっ、もっといい過ごし方がある。冬はスポーツ教室でエクササイスに励む!。寒いときに身体を動かすのは暖まるし、健康にもいいし、アチキの高血圧予防にもいい?。これだな!!」

「それだ・す・かぁー、」

翆「身体を動かした後は、寒さを忘れるぐらい暖まっているよ」

冬の寒さに、家のなかでお酒飲んで堪え忍ぶ消極策よりは、むしろ体力を整えるべき積極策か・・・。

寒く吹雪く雪道を息を切らして、エクササイスに通う。

小樽の冬は、そんな時間がたっぷりある。

冬は、エクササイズで身体を動かす、それ、とても、いいかも!。

 

コメント
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