Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1559. ダイビングポイントの狭間で

2018年09月11日 | diving

 ダイビングから上がる毎に、地上の風景を撮るように努力している。

 そうしないと同じ機材で連続して撮影すると、どこのポイントでダイビングしたかがわからなくなるからだ。ダイビングのポイントなんか地図上にも記載されない情報だが、どこで潜った?、というときに慶良間諸島!、では解答にならない。ダイビングポイントで撮影できる画像は、全然違うし魚だって違ってくる。だからどこのポイントで!、その「どこ」という情報が重要だ。

 それでもポートにあがると機材の交換などで慌ただしいので撮影を忘れてしまうこともある。だから水上に顔を出したら、とりあえずポートでも撮っておこうかとなる。空がうつっていれば、そこがダイビングポイントの狭間だからだ。

 大概、渡嘉敷島と座間味島の間でのダイビングが多いのだが、それらの地形が比較的よく似ておりランドマークが少ないこともある。唯一のランドマークは二つの島の間にある男島(男岩)なのだが、真ん中にポツンとあり、いつも沖合の中心に見えているので、あまり景観的なシンボルという意味合いは薄い。

 いちばんよいのは、海上保安庁水路部が発行している1/50,000航海図をみることだろう。それでもダイビングポイントなどは入っているはずがなく、自分で情報を集めて入れるほかない。

 ダイビングポイントは、そのときの天候で決まることが多い。南からの風が吹けば、当然南側からの波の来ないポイントになるといった具合に決まってくる。時には、朝でないと判断がつかない場合もあるし、出かけてみないとわからない、という場合もある。ようは天気次第であり、比較的波の来ないところであり、水中で流れの少ないところが、ダイビングポイントになる。

 

沖縄県座間味島アイダー

OLYMPUS E-M1、M,ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8

ISO200,露出補正-0.3,f/11,1/640 

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