みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

#130-5 終末預言 by T.Tomii

2022年07月24日 | 終末預言 

☞ 早く脱会することをお勧めする

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荒らしや異端対策のためにリンク先に飛べない仕掛けがしてある。
全文転載する。
 
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>聖書を都合よく解釈して、独自のストーリーを作り上げた。 つまり、リベラル(反聖書)化。
>この教えの最大の効果は、クリスチャンの手足を縛ることである。つまり、奴隷化。
>この負の影響は計り知れない。 つまり、神の国拡大阻止。
>なんでも「終末は近い」証拠になる。つまり、無力化。
>自分と同じような出家信者のクローンをつくる教えだ。つまり、悪魔の国拡大。 
>早く脱会することを。手遅れにならないうちに脱出せよ。

以下を読むと、小生がこれをプレミレ悪●教と呼んでいる理由が良く分かるはずだ。

関連語句:
進化論、共産主義思想、マルクス、イ●ズ●ス会のユ●ヤ人、イ●ミ●ティ、ハル・リンゼイ、スコフィールド、ディスペンセーション主義、カルト、リベラリズム、ヒューマニズム、反聖書信仰、反正統神学、反カルヴァン主義

何度も繰り返しているが、すべて繋がっているのだ。

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今の科学は、この進化論という途方もない与太話に基づいて形成されている。

創造を前提とすれば、簡単に解決する現象を、さかんに「自然発生」で解こうとするから無理が生じる。

この世界は、創造がなければ絶対に成立できない。

偶然の作用だけで今日ある生物が存在する可能性はゼロ。

神は世界を創造し、人間を創造された。

それは、神が創造された世界を管理し、発展させ、神の文明を築きあげるため。

それは、再臨のキリストが千年王国の時代にやるのではない。

今の時代が千年王国なのだ。

なぜか。

キリストは、紀元70年に世界の王になられたからだ。

何も再臨を待つ必要はない。

今すでにキリストが王であるから、われわれクリスチャンは世界を征服できる。

今日福音派やカリスマ派が再臨と称しているものは、ことごとく紀元70年のキリストの来臨である。

彼らは文脈を無視して解釈している。

聖書を都合よく解釈して、独自のストーリーを作り上げた。

これをディスペンセーション主義のプレ・ミレという。

これを最初にやった人間は、イ●ズ●ス会のユ●ヤ人である。

イ●ミ●ティを始めたのもイ●ズ●会のユ●ヤ人。

ディスペンセーション主義のプレ・ミレを広めたジョン・ダービーは、イ●ミ●ティ三百人委員会から支援を受けている。

ディスペンセーション主義のプレ・ミレを世界中に拡散したサイラス・I・スコフィールドは、イ●ミ●ティからお金をもらってディスペンセーション主義のバイブル、スコフィールド・レファレンスバイブルを書いた。

スコフィールドは、結婚と離婚を繰り返し、愛人を作り、妻子を捨て、詐欺事件で収監された経歴を持つ。

現代においてディスペンセーション主義のプレ・ミレを広めている最高の功労者は、ハル・リンゼイとティム・ラヘイである。

ハル・リンゼイの書いた『地球最後の日』は3000万部売れ、ティム・ラヘイの『レフト・ビハインド』は5000万部売れたという。

彼らはいずれも統一教会の政治団体の理事を務めていた。

ティム・ラヘイには統一教会から多額の献金があったとのうわさがある。

それに対して本人からまともな対応はない。

お分かりのように、ディスペンセーション主義のプレ・ミレとイ●ミ●ティとは切っても切れない関係がある。

切迫再臨説を信じる福音派もカリスマ派も、イ●ミ●ティに利用されている。

この教えの最大の効果は、クリスチャンの手足を縛ることである。

この教えを学んだクリスチャンは、「再臨までの間、何をしても無駄だ」と考えるようになる。

なぜならば、彼らは、黙示録が現代において成就すると吹き込まれているからだ。

この世界は、最終戦争に向かって坂道を転がり堕ちるだろうと考えている。

聖書の無謬説という本来正しい教えがここでは逆に作用する。

「聖書で預言されているのだから、これは確実に起きる」と固く信じている。

だから、クリスチャンは、911とか311の事件を見ると、「終末が近づいている。もうすぐ、再臨があって、世界は一変する」と規定する。

そうして、結局、現実を変える努力を放棄する。

この負の影響は計り知れない。

私が実生活の中で体験し、苦しんだのでわかるのだ。

17歳のときに『ノストラダムスの大予言』を読んだ。

そして、19歳のときにハル・リンゼイの『地球最後の日』を読んだ。

これによって、「自分は普通の就職をして、家庭を持つことはないだろう」と考えた。

新宿の雑踏の中で「終末が近づいていますよ」と叫ぶほうがいいと思った。

宇野正美氏の本はとくに強烈で、1980年代に携挙が起きるとほのめかし、そのため、私は、いつ携挙されてもおかしくないと考えていた。

これで就職に身が入らなくなった。

将来のために資格を取るとか、どういう職業につくかとかまったく考えられなくなった。

自分は、完全に宇宙人化した。

もし自分が高校生のときに今の福音派の教会に行って、切迫再臨説を信じたら、おそらく大学には合格できなかっただろう。

勉強に身が入るわけがない。

このプレ・ミレの世界は恐ろしい世界である。

カルトと似ている。

入ってしまうと、それ自体が法典のようになって、すべてをそれに基づいて解釈するようになる。

なんでも「終末は近い」証拠になる。

キリスト教の正統的な教えを信じれば、「地を従えよ」の神の命令を第一とし、常に社会とのかかわりを考え、様々な技術の革新のために働き、人々や国を繁栄させるために働くだろう。

しかし、プレ・ミレを信じると、そういうった努力が一切無駄に思えてくるのだ。

教会成長とか伝道しか考えられなくなる。

伝道といっても、人を成長させる正統的な教えではない。

自分と同じような出家信者のクローンをつくる教えだ。

だから、社会の中で無能な集団が増殖することになる。

文化に影響を与えることも、政治を変えることも、経済を発展させることも、芸術に貢献することも、全部「再臨までのアルバイト」としか認識できない集団がどうして健全だと言えるか。

福音派やカリスマ派のプレ・ミレを信じるクリスチャンにおすすめする。

早く脱会することを。

 

 

2012年5月16日