みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

#491 神の法第四戒

2020年02月11日 | 神の法
第4戒
安息日と権威
 
p150~
The Sabbath and Authority
The Fourth Commandment
The Institutes of Biblical Law
Rousas John Rushdoony

◇◇

4.過越の祭り
出エジプト記12:1~28、43~49、13:3~9、23:15
レビ記23:5、民数記29:16~25、申命記16:1

5.種なしパンの祭り(7日間)
出エジプト記13:17

6.五旬節(ペンテコステ)は、過越祭の後7週間を祝った。
レビ記23:15

この日は、16番目のニサンにおける収穫感謝祭だった。

7.仮庵の祭りは、木の枝で作られた仮宿で7日間過ごし、出エジプトを回想する祭り
レビ記23:36

農業の年に、歓喜と祝宴をもって終了した。

それぞれの安息日には大きな相違がある。

週の安息日では、火は焚かれず、料理は前日に用意された。

新月年の安息日には、仕事の中断は要求されず、安息は義務ではなかった。

その他の安息日は、季節ごとの祝宴と祝いが主であった。

すべての安息日は、契約の民にとって大きな喜びであった。

安息日と権威との関係について、エゼキエルは、祭司など信仰心のある生活について次のように語っている。

エゼキエル44:24
争いがあるときには、彼らは、わたしの定めに従ってさばきの座に着き、これをさばかなければならない。わたしのすべての例祭には、わたしの律法とおきてとを守り、わたしの安息日を聖別しなければならない。 

安息日における肉体的休息の重要だが、より深くて基本的な休息とは、主権者や神の御業における休息。

それは民の喜びだった。

神の法は、単に労働の中断を要求しているだけではない。

出エジプト記20:8
安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。 

労働も休息も権威の下にあり、分離され、主の下で聖別された。

聖は権威を暗示し、分離、あるいは神への献身。

安息における休息は、契約の民が権威の下にいるという事実に由来する。

安息は、ヤハウエに対する安息、すなわち契約の印として遵守される。

安息は、主に対して聖。

これらは神の主権と権威という基礎的事実を示している。

神の主権と権威を明らかにするのでなければ、それは安息とは言えない。

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参考文献:切迫再臨信仰を捨てないと次世代を失う