みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

#488 神の法第四戒

2020年02月02日 | 神の法
第4戒
安息日と仕事
 
p148~
The Sabbath and Work
The Fourth Commandment
The Institutes of Biblical Law
Rousas John Rushdoony

◇◇

安息日は、労働、神の創造命令[文化命令]を成就し、神の法にしたがう労働を前提としている。

それゆえ、安息日は、この神的統治の後にやってくる喜ばしい休息。

安息日に、人は「地と、その上に満ちるすべてのものが主のものである」(詩篇24:1)という事実を喜ぶ。

このことに対する確信の中に人間は安心して休むことができ、その喜びの中で自分の手の業を振り返る。

「主にあって、自分の労働が無駄ではない」(1コリント15:58)ということを知る。

その日、そして、安息の季節に、人間は禁断の木の実のように、実と木から取って食べることを控える。

なぜならば、人間に統治させるために労働を命じられた主が、その統治に対して制限を設定されるからである。

人間は、「主にあって、自分の労働が無駄ではない」(1コリント15:58)ということを知っている。

なぜならば、至高の神が、神の目的にしたがって召された、神を愛する人々のためにすべてのことを相ともに働かせて益としてくださるからである(ローマ8:28)。

契約の人は、「一つの法でも破るならば、法全体を破ったことになる(ヤコブ2:10)。

一点においてであっても、法を軽んじる者は、その点において自分自身を神の座に祭り上げる者であるということを認めている。

「アダムとエバは、すべての点で服従したが、ただ『一本の木』に関して失敗した」という事実は、神の御前においては、彼らに有利に作用しなかった。

彼らは「善悪を独自に定めることにより、神のようになる」という新しい行動原理を明らかにした(創世記3:5)。

労働も休息も主のためであり、その前提を三位一体の神の主権のもとに置かねばならない。

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参考文献:洗脳されてきたことを自覚しよう