みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

Coffee Break, #78

2017年04月30日 | コーヒーブレイク
エペソ1章21節
すべての支配、権威、権力、主権の上に、
また、今の世ばかりでなく、
次に来る世においてもとなえられる、
すべての名の上に高く置かれました。

この聖句にも「principality」と「 power」が出てくるが、この聖句では単数で使われている。

英語訳KJVを見てみよう。


Far above all principality, and power,
and might, and dominion, and every name that is named,
not only in this world, but also in that which is to come
(KJV)

原典に忠実に英訳されている。

この聖句では、この物理的時空間(この世)における神の支配に関する定義が為されているようだ。よって、principality、power、さらにそれ続くmight、dominion、every nameいずれも、この世に属する何かということになるのだろう。

従って、「principality」と「 power」などを(人の)権威、(人の)権力、云々と理解してよいのではないかと思う。

これがエペソ6:12と違うところ。まあ、霊的な含みがあるのかもしれないが。

主イエスキリストの御名は、人が得ることができるあらゆる何かより遥か上にある。