バーベキューのときの和音君。ばあばにおんぶされて眠りつくところ
日曜日の午後、ビワを食べながらのんびりと野球観戦。阪神・ソフトバンク戦だ。甲子園は雷雨に見舞われ、ずぶぬれになって杉内が投げていた。5回、2アウトというところでとうとう中断となった。この豪雨では仕方あるまい。もう一人でゲーム成立だが、にわか雨なので降り止むまで待つだろうから。<o:p></o:p>
チャンネルを女子ゴルフに切り替える。今週は中国の女性が抜きんでている。最近は韓国勢が我が物顔に席捲しているが、この中国女性もたいしたものだ。ハングリー精神が大なのだろう。日本女性も頑張ってはいるのだろうが、そこそこでいいと思っているような気もする。桃子のような超負けず嫌いの攻撃的な性格も辟易するところがあるが。<o:p></o:p>
大山志保さんが追いかけたが、結局8打差は大きかった。仕方ない、次週に期待だ。<o:p></o:p>
熱を出していた和音君、突発性発疹かもしれないという連絡が入った。知らなかったが、麻疹のように幼児はかならず罹る病気らしい。発疹が少ないと、また仕切り直しで何時罹るか分からないので、この際発疹が出てしまった方がいいと思ったが・・・。<o:p></o:p>
夕方、思い立ってホタル狩りに行こうと妻を誘った。あちこちでほたる祭りが催されている。今時分は源氏蛍がたけなわのころだ。<o:p></o:p>
大河物語をビデオ予約して、7時過ぎに出発。目的地は小倉南区のダムの入口だ。娘たちが小学生のころから何度も来ているが、風景はほとんど変わっていない。清流も昔のままだ。<o:p></o:p>
着いたのが8時少し前。日が落ちたばかりで、闇は浅い。ちょうど今頃から蛍が光り始めるころだ。橋の上から川岸の葦を見ていると、ぽつん、ぽつんと光り出した。活動を始めたらしい。真っ暗闇になるにつれて、見る見るうちに光は個数を増し、飛び交い始めた。数秒で点滅する淡い光は、ゆらめき、飛翔し、群れとなって川面を覆い尽くしている。街頭のランプの明かりに負けることなく自由に、のびやかに飛んでいた。<o:p></o:p>
しばらく、幻想的な無数の明かりを眺め、満足して帰ることにした。お腹がすいたのと、アルコールが欲しくなったのだ。<o:p></o:p>
「ほたるの墓」で涙したように、ほたるはなんか物悲しい。はかない命を象徴しているかのような感じもする。幼い頃は、決してこのような感情は持たなかったのだが。<o:p></o:p>
帰りついて、昨夕に続いてモンゴウイカのお刺身で焼酎を飲んだ。ビデオに撮っていた大河物語を見ながら。 戦争シーンだったので、ほたるからもたらされた感傷気分もすっかり消えてしまった。いよいよ次回からは越後の龍が登場するようだ。 上杉謙信、大好きな武将の一人である。