ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

讃岐

2007-06-23 19:00:10 | 紀行

   我が家のキュウリ。

  15年ぶりに瀬戸大橋を渡った。梅雨前線が活動を強めて、強風が心配だったが、風雨はたいしたことがなく、列車は無事に瀬戸内海を渡った。同僚のI課長を連れて、関連会社へ技術打合せだ。<o:p></o:p>

  多度津駅に着くと、T取締役が出迎えてくれていた。彼は私と同学年だが、生え抜きの技術屋として、共に切磋琢磨した仲なのである。彼は昨年、取締役に昇進したが、頑張り屋で、そのリーダー力は衆目が認めるところだったので初のプロパー取締役誕生を祝福したものだ。<o:p></o:p>

 昼食を共にして、近況などを報告したが、あいかわらず愛嬌がある眼つきと精力的な言動に圧倒された。やはり技術部門のトップだ。T専務やM次長も健在だった。旧知の人に合うのは、嬉しい。思い出話でしばし座が賑わった。<o:p></o:p>

 打ち合わせが終わって、汽車に乗る。ここ多度津は漱石の坊ちゃんで紹介されていたと思うが、漱石が四国の地を始めて踏んだ場所で、ここから松山まで汽車に乗ったのである。言わば四国の汽車発祥の地なのだ。それもあってか、駅には役目を終えた蒸気機関車が15年前と全く同じで展示されている。<o:p></o:p>

 水不足を心配していたが、讃岐平野は田植えが終わっていた。ここ数日の雨で田植えが出来たのだろうか。けれど水が不足しているのは間違いなさそうで、このまま梅雨が明ければ、ひどい状況になるだろうと言っていた。

  丸亀駅ホーム。
<o:p></o:p>

  特急「潮風」に乗って岡山へ。帰りの時間が分らないので予約できなかったから自由席に乗った。殆ど満席だったが運良く坐ることが出来てほっとしたが、空気が悪い。喫煙車両なのだった。九州では、全電車が禁煙になっており、喫煙車両に乗ることは無い。ほぉ、今時珍しいと思っていたが、隣も前も吸い出した。煙が立ち込めて、禁煙暦13年の私でも気分が悪くなってしまったが、我慢せざるを得ない。なんとか、岡山に着いたが、夕方ですごい込みようだった。のぞみがちょうどあったので、慌てて乗り込む。やはり自由席だ。反省だが、1電車遅れても、指定席を取るべきだった。3両目の自由席喫煙車は乗り込む気がせず(満席でもあったが)、2両目に入ったが満席。広島まで50分、立ち尽くしだった。おかげで足腰は強くなった?<o:p></o:p>

帰り着いたのが7時過ぎ。遅くなると思っていたが、打ち合わせが順調に進んだのと、電車の待ち時間が殆ど無かったので早かった。和音君を抱いて出迎えた妻が、スーツがタバコ臭いという。<o:p></o:p>

 匂いに敏感な人なのだ。喫煙車両にするならば、パチンコ屋のように給排気をもっと考慮すべきではないだろうか。それにしても、匂いの良い香水でなくて良かった? のぞみの満員電車で、女性の横に立たなくて良かった。恥ずかしがり屋で臆病者なので、女性に近づくことはないのだが。
コメント (21)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする