今週も忙しかった。気が張って心地良いのだけれども、この暑い中スーツを着込むのは勘弁してくれ、と云いたい。世の中はクールビズと言っているが、私の業界は堅いところが多いのと営業系の仕事なので、客先へ無様な格好は見せられないため我慢せざるをえない。<o:p></o:p>
今日、出社して引出しを開けるとボーナス支給明細書が入っていた。出張だったのでグループ長が入れたのだろう。そういえばボーナスだ。転籍後は給与が半分になったので感慨はなかったが、今回は社の業績で支給月数が上がったのと、成績査定評価が加わるので、昨年より増えるはずだ。といってもすずめの涙ほどであろうが。<o:p></o:p>
ボーナスは亭主にとっては年に2回の華やかな日だろうと思う。分厚い封筒を笑顔の妻に渡す瞬間が至福の時であり、仕事のストレスも霧散しようというものだ。 ところが、給与が銀行振り込みに変わってからは、亭主の尊厳?が無くなってしまったように思える。給料は銀行から妻がもらう、という図式なのだ。亭主の存在価値を示す唯一無二の行事が無くなってしまった。まさに「亭主は留守で元気が良い」が当てはまる。世の亭主族の一人として、ボーナス日にはお刺身と晩酌くらいは準備しておいてくれても罰は当たらないと思う。お風呂で背中を流せ、とは云わないが。<o:p></o:p>
ボーナスなんて、もらえるだけで幸せだよ、という声も聞こえてきそうな気もする。パートさんや自由業の方は、ボーナスがもらえない。当社でもシルバーさんやパートさんが多い。ご祝儀袋程度でもいいので、勤務期間に応じて支給すると、やる気につながるのではないかと思うが、難しいのだろう。同じ社内で、ボーナス額を話題にしているグループを横から冷ややかな目で見ている人たちもいるに違いない。仕事ができない人に限って成績査定が悪い!と批判している、と。<o:p></o:p>
さて今晩、和音君が昨日から9度の熱を出して、そのお守りで妻は大変だが、お総菜は何だろうか? 和音君優先で看病することは当然だが、ボーナス日であることを忘れているのだろうな。<o:p></o:p>
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