梅雨というのに晴れた暑い日が続いていましたが、今日は一雨ありました。今週は雨模様の日が多くなりそうです。
さて、6月12日~18日の学習記録。
例によって、『TIME』の先週発行分(6月19日号)を始めから終わりまで読みました。
『TIME』はコマーシャルの部分を除いて、大体40ページあるのですが、最初の30ページは時事問題の記事が多く、日本でも報道されている事柄が多いので、背景知識があり、比較的読みやすく、テンポよく読めます。しかし、残りの10ページは最新の文化や書評、映画評などになるので、日本では馴染みのない事柄の記事が多く、かなり難しくなります。
極め付けは Essay で(このコラムは昔の『TIME』はいつも最終ページにあったのですが、最近は最終ページの1ページ前で、最終ページは著名人のインタビュー記事であることが多い。また週によっては、Essayが掲載されていない週もあります。)これは、欧米人のエスプリそのもので、英語が難しいだけでなく、欧米人のメンタリティをよく理解していないと、読んでもよく言いたいことが分からないと思います。『TIME』の信奉者のあの松本道弘センセイでも『TIME』のEssayを読む時は身構えて神経を集中しなければ読めない、と書かれておられるので、やはり相当難しいのでしょう。
僕個人としては、『TIME』のEssay が速読(2分ぐらいで読む)が出来るようになれば、もう英語を読む、ということについては、教養あるネイティブ並みで、英語の読解は卒業だと思っています。(密かな目標、野望です。)今は行間に書かれていることを”忖度”しながら、Essay 1 ページ読むのに10分ぐらいかかってしまっています。
しかし、土曜日に『TIME』の6月19日号を読み終えたので、今日は好き勝手に洋書が読める”至福の時”です。好きな洋書を読むための”馬ニンジン”としての『TIME』の効果もありそうです。
前にも書きましたが、僕は”根性”とか”努力”という言葉が苦手で、このような言葉を聞いただけで、ドン引きしてしまうのですが、『TIME』の全ページ通読は、ここ1か月ほど続いており、習慣化してきましたので、習慣化さえしてしまえば、継続するのは根性も努力も必要なく、シメタものです。
6月19日号の『TIME』のカバーストーリーは、トランプ大統領がワシントンに建てたゴシック風建築を改装した豪華なホテルが政治の密談に使われている、という記事で、さもありなん、ということで大して面白くなかったが、別の記事のロシアのプーチン大統領とその一族の富の独占の記事は中々おもしろかった。アメリカの大統領は、妻も家族もオープンになっているが、プーチン大統領はそもそも結婚しているのか、子供はいるのかということさえ、ベールに包まれていました。この記事では前妻(2013年に離婚しているので、Ex wife)と2人の娘(33歳と31歳)と娘婿などの一族の豪奢な生活の一面が書かれていて、今まであまり知らなかったことなので、かなり面白かった。
やはり、ロシアも中国と同じように、共産主義国家ではなく、一部の人に富と権力が集中する独裁国家ですね。
先週出会った難しい単語は、
kleptocracy 盗賊政治 (恐ろしく難しい単語ですね。)
prophylactic 予防する (これも難しい単語)
sanctimonious 信心ぶった (これも難しい単語)
magnanimous 太っ腹の (これは覚えておいて損はない単語)
claustrophobic 閉所恐怖症の (これも難しい単語ですが、時々登場します)
compendium 要約(これも難しい単語です。覚えるほどでもない)
文字数が多い単語は目がチカチカするので文字数が少ない単語としては、
alams 義援金
sham インチキ
roster 名簿
pew (教会などの)信徒席
goofy まぬけな(この単語はよく出てくる)
等々。。。。
今週も頑張っていきましょう。