ツアモツ旅行記6 ティケハウ1

2005年08月29日 | 旅行・ホテル
やられた.....
ペンションについて先ず思ったのがこれ。

もともとティケハウは、周りの評判のよかったティケハウビレッジに予約を入れるつもりだったのですが空きがなく、ほかのペンションも満室ばかりだったので、残っていた所に予約をいれました。残り物には福があるっていうし..

甘かったです。
予約出来たのは、空港そばの小島にあるペンションだったのですが、まずパスを渡る船が壊れてました。迎えに来てくれたのは15歳くらいの女の子。
ペンションを仕切っているお父さんが、急死した弟のお葬式の為にパペーテへ行ってしまったので、彼女がお手伝いをしているとのことでした。

パスを渡って小島に着くと、女の子のお母さんが私たちのバンガローを案内してくれました。
私たちが何も言っていないうちに『あしたは、いいバンガローが空くから、そっちに移ってもらうからね』って言うので、怪しいと思いながら着いて行くと、古いバンガローがまっていました。

もう、がっかり。
水上バンガローから一気にほったて小屋行きです。
天気が悪かったのも手伝って、すっかり憂鬱モードに入ってしまいました。

この日は何もせずに蚊帳の中でぐったりしてしまいました。ティケハウの蚊は強くて蚊取り線香を3つも焚いているのに、どこ吹く風で元気に飛びまくっていました。
寝る時もペンションのおばちゃんの言うとおり、長そで長ズボンに靴下を着用で寝ました。旦那は私のパレオを巻いて寝ました。

夜困ったのは、電気がつかない事と、水が出なかった事。
電気はもともと自家発電だったため、夜9時になると止めてしまうんだそう。これは本当に不便。懐中電灯でも持って行けば良かった....水はなぜ出なかったかは謎....

翌日は、同じペンションに泊まっていたカップルと共にダイビングに行き、午後はペンション前のパスをシュノーケルで渡ってみました。

途中、なぜか生け簀があって、中にネムリフカが4匹寄り添うように眠ってました。大きいのが2匹と小さいのが2匹、家族かもしれません。


サメのヒレのそばには、ほっぺの赤い可愛い魚もいました。


シュノーケルから帰ると、『良い方』のバンガローが空いたのでそちらにお引越し。
確かに前日のより広くて清潔だけど、快適とは言い難かったです。


でも水は出たし、ロウソクもあったので、どうにか凌げました。
ビックリしたのは翌朝、目が覚めて顔を洗いにいくと、洗面所にカニがいたこと。

もーこうなったら笑うしかないです。カニは私に気がつくと、ビックリして排水溝に逃げようとしていました。穴が小さすぎてムリムリ。


ティケハウといえばツアモツ1とも言われるピンクサンドビーチで有名ですが、今回は宿選びに失敗しました。
宿の人は親切でとても良かったのですが、それでもちょっと頂けないことが多すぎました。
宿の人がいい人だっただけに、残念です。

ティケハウに行くなら、パールビーチにするのが正解かもしれません。


ちなみに、私たちより先にペンションに来て、一緒にダイビングをしたカップルによると、宿のご主人がいた時は、ココナッツを取りに行ったり、マンタがいる辺りを船で案内してくれたりしたそう。お腹に赤ちゃんのいるマンタがいたって言っていました。
私たちが着いた日に、入れ違いでご主人がパペーテに行ってしまったのも不運だったのかも。