バスク地方観光1

2009年03月12日 | 旅行 アキテーヌ、バスク、ベアルヌ
ボルドーの叔母さんの家を出たのは朝の9時。
高速を乗って南下、スペイン国境近くのサンジャン・ド・リュズへ向かいました。

この町はルイ14世がスペイン王女マリーテレーズと結婚した城が残っています。
ルイ14世の館として公開されているのですが、この時期はシーズンオフで閉館中。残念!



実は今回の旅行中、シーズンオフで閉館中というのがよくありました。
ボルドーへ行くついでの旅行だったので仕方ありませんが、次回はもうちょっと暖かくなってから行こうと思いました。

サンジャン・ド・リュズ(St Jean de Luz)は、夏の観光地として有名ですが近くのビアリッツやバイヨンヌほど大きくなく、小さなかわいらしい町です。
この日は日曜日だったのにも関わらず、お土産やも開いていました。


町の様子。赤茶はバスク地方の家によく使われる色のようで、最初は違和感がありました。
他の地域とは建築様式がはっきり違います。

バスク地方は、個性の強い地方です。
町の標識もフランス語とバスク語(とスペイン語)で書かれています。
このバスク語がまた不思議。
フランス語ともスペイン語とも似ていない、まったく独立した言語なんです。
泊まったペンションの人の話だと、言語学者もまだどこから来た言語なのか突き止めていないそう。

お昼は旧市街で取りました。
観光地らしくレストランが沢山並んでいます。料金も料理もどこも似た感じ。
そのなかで私が気に入ったのはイカ料理がある店。

イカ大好きなんです。


前菜はムール貝。スペイン産の小さなムール貝です。


メインはイカ。エスプレット唐辛子とトマトのソース。イカが新鮮で美味しかった。


お店の雰囲気も可愛かったです。


デザートはガトーバスク(バスクのケーキ)中にカスタードアーモンドクリームが入っています。
サクランボのジャムが入っている事もあります。
このお店のは甘さ控えめで美味しかったです。


腹ごしらえがすんだら次の町ビアリッツ(Biarritz)へ。
ここも夏のヴァカンス地として有名です。

ガイドブックに載っていた聖マリアの岩をまず見にいくもののどこだかよくわからず。
それっぽいのがあったので行ってみました。



でも肝心のマリア様がいない。どうも違うようです。
周りの人たちも勘違いしているみたいで、上を向いてきょろきょろしていました(笑)

地図を持っている人に見せてもらって確認した所、教会の向こうだとわかりました。


教会です。後ろのお城がステキ。

そして岩を発見。


岩の上の方にマリア像があります。



ここの海は大西洋で、地中海とは違って波が激しいです。
地中海とタヒチの珊瑚礁で囲まれたおとなしい海しか知らない私には、怖く感じられます。
あ、日本ではプール専門でした。


この後はハムで有名なバイヨンヌへ。





.............でも生ハムも禁止されているんですよね(涙)



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ぐび)
2009-03-15 20:52:36
イカがおいしそう。例の唐辛子ですよね。
スペイン人の友達がいるので、今度聞いてみようかなぁ。彼確か、北部の出身だったような気がする。
生ハムってだめなんですね。知らなかった~。
ぐびさん (mai)
2009-03-16 04:39:46
そうでうs。例の唐辛子です。
スペインでもバスク地方の人が使っているのだと思います。
でも料理はスペインぽいですよね。

肉類は生はトキソプラズマ感染の可能性があるのでダメなんですよ。殺菌していない生乳も然りです。
既にトキソの抗体があればもんだいないんですけどね。
Unknown (プルーン)
2009-03-16 23:17:44
フランスに住んで居ればこそ尋ねられる場所ですね~
歴史もあり本当に素敵なところですね!!

イカが肉厚でプリプリ新鮮美味しそう~~~

ムール貝の白ワインムシ、ベルギーに本店のあるチェーン店の「リヨン」で食べて来ましたが
安くて美味しくて大満足でした~
プルーンさん (mai)
2009-03-17 01:57:56
フランスはあちこちにこういう町が転がっているので旅行のしがいあります。

イカ新鮮だったんですよー。

ムールのチェーン店はもしかしてレオンかしら?あそこは色んな種類があって面白いですよね。

コメントを投稿