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小さなしあわせさがして…

女6人伊豆旅最終章「雨なら雨の楽しみ方」

2016年03月19日 | 伊豆旅行 
伊豆旅最終章となりました。
ホテルで、タクシーを呼んでもらって、雨の「来宮神社」へ。



土砂降りに近い雨なので、タクシーはそのまま待ってもらってお参りに走ります。

来宮神社は、平安初期の征夷大将軍「坂上田村麻呂」が戦の勝利を神前で祈願し、
各地に御分霊を祀ったとも伝えられ、
全国四十四社のキノミヤジンジャの総社として、信仰を集めています。

御祭神は武勇と決断の神「日本武尊(やまとたけるのみこと)」
営業繁盛・身体強健の神「五十猛命(いたけるのみこと)」
樹木と自然保護の神「大巳貴命(おおなもちのみこと)」




可愛いおみくじや、坂上田村麻呂が描かれた大楠絵馬も奉納されています。
大楠は心願成就の木と伝えられ、その伝説にあやかり楠で作られた絵馬とのこと。
お守りの中には邪虫除け守もあって、楠の葉は凶虫を退けると言われ、
浮気虫・とばく虫など虫除けになるとか(笑)



来宮神社というと、国指定天然記念物に選定された樹齢2千年を超えるご神木「大楠」が有名ですね。
全国2位の巨樹の認定を受けており、幹周り約24メートルは神々しさと迫力を感じます。



日本屈指のパワースポットといわれ、健康長寿・心願成就は勿論のこと、
幹を1周廻ると寿命が1年延命する伝説や、
心に願いを秘めながら1周すると願い事が叶うといわれているので、2周ほど周りました。



來宮弁財天もありました。

もっとゆっくりと参拝をしたかったですが、雨で急ぎ足になってしまったのでリベンジしたいです。



待たせておいたタクシーに飛び乗り、熱海市内の「起雲閣」へ。
数年前にも行ってよかったので、雨ならここと決めていました。

大正から昭和の名だたる富豪、海運王の内田信也氏や、鉄道王の根津嘉一郎氏によって、
1919年に別荘として築かれた起雲閣は、非公開の岩崎別荘と今はなき住友別荘と並んで、
熱海の三大別荘と呼ばれていました。
2014年に放送されたNHKの朝ドラ「花子とアン」では、
九州の石炭王である嘉納伝助の屋敷として使われたのは、記憶に新しいところですね。



「アールデコ」のデザインを基調にした「サンルーム」は、
大きな窓とステンドグラスの天井、カラフルなモザイクタイルの床が素敵です。
起雲閣の中でも一番好きなお部屋です。



照明器具もうっとりするほどオシャレ!



洋館「玉姫」(たまひめ) は、洋風でありながら日本の神社仏閣に見られる建築様式や
中国やシルクロードも取り入れています。
この照明器具も素晴らしい。



洋館「玉渓」(ぎょくけい)

洋館「玉渓」はヨーロッパの山荘風の造りになっていますが、
暖炉の覆いにはサンスクリット語の飾り、
入口の天井には茶室のように竹が使われるなど独特の空間です。
ステンドグラスは、国産初のステンドグラスを製造した宇野澤辰雄氏の作品で
国会議事堂にある素晴らしいステンドグラスも宇野氏の作品です。



洋館「金剛」(こんごう) で、記念撮影。



こちらはステンドグラスの窓も素敵なローマ風呂。
甘美な雰囲気を漂わせています。



この他文豪の部屋のある和館も見学をしてると
イベントコーナーがありました。
押し花が体験できるとのことで、みんなで栞を作ってみました。
押し花は好きなだけ使っていいですよ~ということなので
思い思い好きな花を使ってこんな作品になりました。
それぞれの性格が出ていて、楽しい!

起雲閣を後にする頃には、雨もあがってきました。
ランチは、熱海駅前の「海山(みやま)」へ。



伊豆に行ったら食べたい金目の煮つけでしょう。
金目煮付定食2200円美味しかったです。

食後は東海道線で、小田原へ。
小田原でお土産を買って、ロマンスカーで帰路につきました。
美味しいものもたくさん食べて・喋って・温泉、美術館・邸宅見学・神社参拝と大満足の旅でした。

※たびねすに新しい記事をUPしました。
 東京・高円寺に鎮座!「気象神社」は日本唯一のお天気の神様
コメント (18)
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