コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

自分を自分から解き放つ

2021-11-22 07:31:34 | Weblog
ストレスというのは、
いろいろな原因で襲いかかってきます。

本人には、
ストレスがどこか外部から
やってくるように感じられたり、
だれか他の人から持ち込まれるように思えますが、
じつは、
すべてはその人の心の中での出来事です。

ストレスをストレスと感じるのは
あくまで自分自身ですから、
それを解決できるのも自分なのです。

ストレスが溜まるという人のほとんどが、
自らストレスを再生産する傾向があります。

たとえば、
仕事を進める上で、
人一倍完壁を求めるとか、
周囲の人間にも一層の努力を求めるといったタイプ。

ところが人はけっして
自分の思い通りに動いてくれませんから、
なおさらストレスとなりやすいのです。
完壁主義だと、
仕事というものは求められたレベルを
こなせばいいのですが、
それをさらにレベルアップしようとするあまりに
ストレスとなってしまうのです。

家事においても、
たとえば、
結婚当初には、
洗濯物は洗って干して、
きちんと乾きさえすれば満足して、
うきうきしながら楽しんでできたのですが、
次第に完壁を求めるようになる場合があります。

そうなると、
シャツなどの襟も
ピシッと仕上がらなければならない、
ウールものは毛玉ひとつ許さない、
白い物はまっ白に、
色柄物をもつとくっきり、
という具合にエスカレートし、
少しでもうまくいかないとストレスになるというわけです。

こういう状態になると
ストレスがストレスを生みますから、
一度、
リセットするほうがいいのです。

ゼロにするというほどでなくても、
少しはリラックスさせるために、
「自分を自分の奴隷から解放する」のです。

自分の心だからといって
東縛しすぎてはいけないわけで、
ある日、
「今日は、なにもしなくていいよ」と解き放つのです。

または、
本当はやりたくてしかたがないのに
我慢していた趣味の作業などを、
なかば強制的でもいいのでやらせて、
いつもとはちがうことに没頭させます。

こうすることで、
それまでのストレスまみれの自分が
客観的に見えてきます。
解放されてはじめて、
自分は本当は別のことをやりたかったのだ、
と気づくのです。