コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

集中力とは腑分けする力

2020-01-14 06:11:41 | Weblog
集中力とは
簡単に言うと
「腑分けする力」(最少単位まで分けて調べる力)です。

私が毎日実践していることを紹介します。
起床後、熱いコーヒーか白湯を飲みます。
メルマガを書いたり
今日の予定を確認した後
外に出て、軽くジヤンプします。
ジャンプと言っても
手足をぶらぶらさせ
体をシェイクすることです。
100回くらいシェイクすれば
血液も脳に行き体がイキイキとしてきます。

医師に座る姿勢は、
少し前傾姿勢になります。
そして鼻から大きく息を3秒吸い、
2秒止めて、
口から15秒かけてはきます。
これを数回か繰り返します。

最後にトップガンの音楽をかけて
自分に気合を入れます。

最後に仕事はできるだけ自転車で行きます。
これが私の集中力を高める方法です。

集中力は言い換えると
「腑分けする力」(最少単位まで分けて調べる力)です。
極端な話、
手順は何でもいい。
自分で自分を追い込み、
その気にさせる「回路」をつくっておくことが、
重要です。

内在するスケールの目盛を、
通常より一段細かくします。
あるいは顕微鏡の倍率を一段上げる、
そんな感党です。

そして対象をしっくり観察し、
優先順位をつけ、
優先順位の高いものはより微細な差異まで分析し、
反対に優先順位の低いものは大胆に捨てる。

ごくごく単純化すれば、
世の中にある仕事の多くは、
実はこういう類のものです。


また泊まりたいと思えるホテルとは

2020-01-10 06:17:26 | Weblog
稼働率が90%を超えるビジネスホテルがあります。

このご時世に90%以上とは、
すごいです。
「どんなビジネスホテルなんだ?」
「なぜ?」
といった疑問を持ちます。

ビジネスホテルは、
寝るだけだからと安いところでいいだろうと考えたら、
掃除がきちんとできてないこともあります。
大手の ビジネスホテルチェーンは、
あまりにもマニュアルどおりで、
温かみに欠ける気がします。
宿泊料金が5000円以ドのホテルで、
朝食代が1000円もするのはおかしい?
そんな悪い話は次から次へと考えられます。

そのホテルのオーナーは
「自分が泊まりたいと思うホテル、
もう一度来たいと思うようなホテルをつくりたい」
と考えています。

そのホテルは従業員に
「あなたがお客様だったら、どうしてほしいかを考えて」
ということだけは伝えてあるという。
誰に対しても
「いらっしゃいませ」ではありません。
場合によっては
「こんにちは」「こんばんは」 でも、
自分らしいあいさつでいい、
心がきちんとこもっていればいいということです。

完璧な笑顔で、
45度の角度でお辞儀をしながら
「いらっしやいませ」なんて迎えられたりすると、
違和感を覚えるといいます。

このホテルは、
例えば新聞は、
スポーツ新聞3紙を含む、
合計7紙がマガジンラックに並んでいる。
通常ビジネスホテルに置かれた新聞は
一方を金具で留められていて、
読みゃすいとはいえなかった。
それが、
自宅のリビングと同じような状況で
ロビーに置かれています。
しかも7紙。
ロビーに鎮座する机も大きく、
新聞を広げて読むこともできます。

些細なことだけれども、
その心遣いが大切です。

低価格のビジネスホテルですから、
効率を優先することの大切もわかります。
理想を語る前に、
ビジネスとして成立しなければ意味がないわけですから。
でも、
あまりにも効率的につくられているホテルに、
お客様は、
また来ようかなって思わないんじゃないか。
また来たいと思うようなホテルにするには、
なにを優先すればいいかがあります。

ホテルは、
接客を重要視しがちですけど、
フロントとお客様が顔を合わせる時問というのは短いものです。。
部屋にいる時間のほうが圧倒的に長い
寝心地のいいマットはなにか、
持ちのいい照明はなにか。
接客よりも、
まずそっちだろうと。
ホテルを考えています。

常にお客様の視点でホテルを考えているので
こんな奇跡的なホテルが作られるのです。


実際に体験させる

2020-01-09 06:20:53 | Weblog
いろいろなことに気づいたとき、
本当に大切なのは
単に教えるだけではなくて、
実際にやらせるということです。

私がコーチングの指導に入れば、
必ず成果が上がってきます。
それは必ず「体験させる」からです。
「こうすればよくなる」
「こうすればムダがとれる」ということを頭ではなく、
心と体でわかることが大事なのです。

実は、
私がわざわざ教えなくても、
誰もが知識は持っていますが、
知恵がないというか、
知恵の出し方が下手なのです。

本を読んでもテレビを見るだけではダメです。
必ず実際にやってみないと知恵は出てきません。
しかも技術は、
言葉では伝わりにくいのです。
「空気」で伝えるものです。

テレビで何百回もプロ選手の動きを見ても、
名プレーヤーにはなりません。
コツは実際にやらせることです。
「ボールはこう打つ」
「ボールはこう投げる」
といくら本で読んでも身につきません。
しかし、
問近にいて接していると違ってきます。

あれもこれもとたくさん教えるだけでは、
結局どれも身につけることもできずに逆に、
効率が悪くなります。
気づくことは現場によって違います。
繰り返し作業で1mを一気に20cmにしようとすると、
途端にやる気をなくしてしまいます。
たとえば「1mをまず10cm短くしよう」など、
現場の習熟度合いに応じた指導が必要なのです。

気づくことがムダとりの基本

2020-01-08 06:40:50 | Weblog
ある人と工場指導に同行しました。

その人が「何だ、これは!」と指摘した途端、
ムダが浮き彫りになりました。
それまで現場の誰もムダに気づいていないんですね。

「気づく」というのは、
実は大変なことなのです。

気づかない人にいくら教えても、
それこそムダ になります。

仕事でいちばん大事なのは「気づく」ということです。
「オレの何が悪いのか」
「お金が儲からないのは何がダメなのか」・・・
入はいろいろなことを考えます。

「気づき」を教える にはコツがあります。
それは目標と現実のギャッフを理解させることです。

そのギャッフを意識すれば、
自然に気づく力が養われてきます。
自分で気づくことがムダとりの基本なのです。

しかし、
この気づくことを教育の現場ではまったく教えていません。
サラリーマン社会はその最たるものです。
経営者が目標を決めて、
サラリーマンはその与えら目標で仕事をします。
それでは気づくことはできません。

目標は自分で探さないと、
気づきは身につきません。

経営学では「目標管理」などといいながら、
目標をつくらせないで、
気づかない人問づくりが。
産業社会の中で出来上がっています。

気づかせるコツというのは具体的にどんなことでしょうか?

ある工場の事務員を見ていて、
私はムダに気づいたことがあります。
就業中、
机の引き出しを開けて、
何か探しものをしているのです。

ここで「引き出しを整理しなさい」と指摘したのでは、
何も改善されません。

まず、「1日に何回くらい、引き出しを開けるか?」と聞く。
「50回くらい」という答えが返ってきた。
「では、1回につき、ものを探すのに1分かかったとすると、
どうなるか?」と質問します。
そこで本入もハッと気づきます。
引き出しの探しものだけで、
自分は50分もムダをしていたのか、
これはなんとかしなくてはいけない、と。

そこで初めて本人に、
整理する必要を感じるのです。

真剣に取り組む

2020-01-07 06:23:08 | Weblog
今話題のカルロス・ゴーン氏は
コーチングの技術はスバ抜けていました。

彼が日産自動車の社長に就任してから、
会社は劇的な復活を遂げた。

では、
ゴーン社長になる前に日産の社員は
頑張っていなかったのかといえば、
そうではないだろう。
ただし、決し て真剣ではなかったと私には思えます。

「真剣に取り組む」とは
自分の会社のあり方、
職場のあり方、
仕事のあり方
について考え尽くすことです。

若いころの私は、
仕事に対して、
上司と部下の立場で楯突いたことがあります。
「その発言はおかしいのではありませんか」
と発言を訂正させたり、
会議で「異議あり」と意見した。

私は自分の主張を受け止めてもらえなかったら、
仕事を辞めるつもりでいた。

考えに考え抜いて、
多くの人の利益になると思ったら、
それをきちんと主張し、
行動に移すこと。
それが「真剣さ」だと思う。

せっかく課題を見つけたのに、
あるいは問題意識を持ったのに、
組織の常識や論理の前にくじけるようでは、
真剣さが足りないといえます。

課題を見て見ぬ振りするうちに、
本当に課題が見えなくなってしまうのです。

令和2年
真剣に取り組む自分でありたいです。
そして、
成果を積み重ねたい。