否定語と肯定語

ある記事を読んでいました

　人は、物の味方や考え方が２０歳までに大方決まってしまいます。そして２０歳以上になると、人の意識を変えることは非常に困難になります。
　そして、この２０歳までの２０年間で普通の人は、否定語（ダメだ、あきらめる、おしまいだ、絶望、・・・・）を平均１４万８千回聞かされているようです。
　これは１年間当たり７４００回、１日あたり２０回と言う計算が成り立ちます。
（ちなみに肯定語は１／１０程度です）

　生まれてから「そんなに頑張ってもどうせできないから・・」とか
「あんたは頭が悪いんだから仕方ないよ」とか
「そんなことしても、どうせお里が知れているよ」などと言われ続けたら
人間はそうなってしまうでしょうか？

　テレビや新聞のニュースを見ていても同じです。
　不況だ。倒産だ。リストラだ。汚職だ。・・・・ダメ出しのオンパレードです。
　折角やる気になっても、すぐに心の中で
「どうせやっても無理だよね。」「自分は成功できない」に変わってしまいます。

　このネガティブ思考が、勝手に脳の中で働いて「できない理由」を常に探してしまうようになります。結局はアイデアも行動もストップしてしまい、ますます成功から遠のいてしまうのでしょう。

　これを打開するには、肯定語を積極的に使うしかありません。
　１日１００回人をほめましょう。他人をほめることは、同時にそれを聞いている自分をもほめていることになるんです。

　多くの有識者が、「ありがとう」とか「ツイてる」を口に出そうって行っていますね。すべて、同じです。自分がよりポジティブになり自己イメージが高まるためにやっているんです。

　今日から毎日１００回ほめてみませんか。