コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

うまくいったときのことを思い出す

2021-11-10 07:30:35 | Weblog
人生は苦しくつらいことばかりが多い、
と言う人がいます。

一方で、
人生いろいろあるけれど、
一度きりの人生だから、
楽しまなければ損、
と言う人もいます。

もちろん、
人によって置かれている環境や事故や
病気などの出来事は違っていて、
人生の数は、
地球の人口の数だけあるわけです。

人類の中でまったく同じ人生を
歩む人など一人もいません。

一卵性双生児同士が同時に
結婚するという例もありますが、
それでも同じ人生にはならないのです。

要は、
人生においてだれにでもある失敗ゃミス、
災害や事故、
病気などを、
どうとらえるかということです。

阪神・淡路大震災の被災者の方が、
「被災して大変やけど、生き残ったのは幸せや」
と語っているのを何度か聞きました。
これは、
単なる「ポジティブ・シンキング」というより、
人生のどこを見て生きているか、
ということでしょう。

苦しい、
つらいこと、
失敗などばかりを見ていれば、
人生は確かに苦しくつらいものに見えます。

一方で、
楽しく、
心地よく、
また成功したことに注目すれば、
まったく違って見えるのです。

そこでこれまでに、
いちばんうまくいったことを思い出してみます。

勉強でも、
恋愛でも、
仕事でも、
趣味、
遊び、
おいしいもの、
美しい景色、
好きな絵、
音楽、
かわいい動物……
なんでもいいのです。

うまくいったこと、
心地よいことを思えば、
今の苦しみ、
失敗などが薄れてきます。

そして、
成功したときのイメージを持って
もう一度チャレンジすることで、
少しずつ事態は変化するでしょう。

成功するイメージが増えてくれば、
頭の中に苦しいことつらいことが
住み着くスペースが減ってきます。

だんだん、
人生の見え方も変わってくるのです。
「失敗に目をつぶる」ということばは
否定的に聞こえますが、
じつは肯定的な意味を持っています。

終わってしまったことを
いつまでも眺めていても、
失敗が成功に変身するわけではありませんから、
「目をつぶる」ほうが前向きといえます。

そのうちに、
失敗を恐れることもなくなり、
そうなると、
自然に成功するほうに流れも変わります。
なんとなくうまくいく感覚が湧いてくるのです。