コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

コーチの感情は必ず相手に伝わっている

2019-08-29 06:46:59 | Weblog
もう誰もが知っているメラビアンの法則。
これは、
コミュニケーションは言葉だけではない
ということを意昧するものです。

人間のコミュニケーションにおいて、
言葉とそれ以外の情報が不一致を起こしたとき、
言葉のもつ影響力は7%トでしかないというのです。

そして、
それ以外の声や態度や行動のほうが、
はるかに相手とコミュニケーションしてしまうのです。

想像してみてください。
たとえば、
会議中に上司から
「その件について君の考えを話してくれ」と言われて、
何かを一生懸命発表していたとしましょう。

そのときに上司が、
終始しかめ面で、
うつむき加減で、
配布書類の発表内容とは違うページをパラパラと見ていたとすれば、
あなたは何を感じ、
考えるでしょうか。

「あ、まずい、興昧なさそうだな、
ポイントがずれているのだろうか。
怒っているのだろうかとにかく早く終わらせたい」

このように恐怖を感じながら考えるかもしれません。
何しろ「話してくれ」という菩葉より
はるかに大きなコミュニケーションが態度で行われて いるのです。
そうすると相手は無口になったり、
しどろもどろになったりするのです。

ロボットに「前に動け」と指示するのと同じように、
コーチングの本をマ ニュアルがわりにして、
人間相手にこれを試す人がいます。

どんなにすぐれたロボットも、
今のところ表情や態度から相手の思考や感情を読み取りはしません。
しかし、
人問はここを読み取るのです。
この「言葉葉以外のコミュニケーション」
の源はどこにあるのでしょうか。
それは「心の無意識領域」にあります。

つまり、
心の奥深くにある自分の「考え」です。

「何を言ってるんだ、こいつは」
「俺の説明してほしいのはそんなことじゃない」
心の中の思いは必ず外へ漏れていきます。
そして、言葉以外のコミュニケーションで
確実に相手に伝わっているのです。
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EQの低い人とは

2019-08-28 06:41:20 | Weblog
昨日は
EQの高い人について話しましたが
反対に
EQの低い人はどうだろう。

たとえば、
電車の中で、
人の迷惑を顧みず、
携帯電話で話す人、
それを注意はするのはするのですが、
声を荒げて「やかましい!静かにしろ!」と怒鳴る人など、
枚挙にいとまがありません。

近年、
うつ病などで休職したり、
最悪の場合は、
自死にまで追い込まれる人たちがいます
そういった人は、
まじめで、凡帳面で、頑張る人が多いと言われていますのは、
高学歴で、エリートコースを歩んできた人たちが多いことです。

彼らはその学歴から判断して
IQは高いといえるでしょう。
しかし残念なことに、
自分の感情をうまく調整できずに、
苦しみ続けています。
IQは発達しているが、
EQの開発をおろそかにした人たちであると考えられます。
実際に会ってみると、
きちんとしたマナーが身についていてにもかかわらず
「自分は落伍者だ」とか
第一印象も悪くありません。
「自分は家族の期待に応えられない人間だ」
などさまざまな苦しみを抱えています。

悩んだり、
苦しんだりすることは人問の成長に欠かせないものですが、
EQが低い人は、
悩みや苦しみをうまく利用して、
人間的成長を果たすことができません。
EQは対人関係をよくすることにとどまらず、
人生を幸福に生きるための必須の知能なのです。

電車の中で携帯電話をかける、
それに対して怒鳴る、
挫折から立ち直れない、
このような人に共通していることは、
自分の感情をコントロールできないことです。

このコントロールとは、
目標に向かって正しく進むということを意味するものです。
コーチングでは、
コーチのEQが低いと、
相手の気持ちが理解できないことは当然ですが、
電車の中で怒鳴る人のように、
相手の言葉に過敏に反応しすぎて弊害が生じることがあります。
コーチはどのような状況になろうとも、
温かみがあり、
冷静であることが要求されるのです。

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EQの高い人とは

2019-08-27 05:38:52 | Weblog
EQが発達している人と、
そうでない人に、
どのような特徴が見られるのでしょうか。

EQが発達している人には
いくつかの特徴があります。

■大勢の人たちとうまく人間関係をつくっていける(感情の認識)

周囲にうまく溶け込むことができますが、
埋没してしまうことはありません。
自分の考えをきちんと述べますし、
自律的に行動します。
それでいてまわりの人が違和感をもったり、
組織から浮きあがってしまうこともありません 。

■気分転換がうまい(感情の利用)

状況に応じて、
新しい感情をつくり出すことができますので、
失敗して落ち込んでもすぐに冗気になります

■人間通である(感情の理解)

「彼ならこういう行動を次にとるよ」
というように予測できます。
組織の動向についてもうまく予測できます。
自分の感情をよく理解したうえ で行動しますので、
その人自身の行動は自然な印象をまわりの人に与えます 。

■どんなに苦しいときでもめげない(感情の調整)

目標を達成するまで、
粘り強く努力 し続けます。
相手に対しても、
目標を達成するために役に立つ感情を
維持できるように支援を続けるので、
まわりの人から心強い味方だという評価を受けます。

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EQを高めるには

2019-08-23 06:36:03 | Weblog
EQというのは
トレーニングによって高めることができます。

心理学者の亜門虹彦氏は、
EQを次の 4つに分析しています。

状況判断力
:さまざまな状況を判断し、自分の言動の方向性を決める能力
(車のハンドルのようなもの)

感情制御力:
感情の起伏(喜怒哀楽)をコントロールする力。
感情を抑制するだけではなく発揮することも能力として重要。
(車のアクセルとブレーキのようなもの)

意思実行力
:自分が思ったこと、決めたことを実行する力。
(車でいえばエンジンの部分)

対人共感力
:他人の気持ちを慮る能力、
(他人の考えや感情をキヤッチ するセンサー)


これらの能力を高めることは、
もちろん自分「1身でも可能ですが、
やはりコーチからフィードバックを得たほうが
より能力を高めることができるでしょう。

もちろん組織においてその適任者は、
上司にあたります。

上司がチームのメンバーそれぞれの言動をモニターし、
個別にEQ ポイントをコーチングすることにより、
部下のEQ は自然と向上していくでしょう。

状況判断力を高めるには、
「今、何が起こっているか説明してみて」
「この人間関係は、どうすべきだと思う?」
「状況を理解するのに必要な情報はなんだろう?」
「この状況、〇〇さん(部下の尊敬する人物)だったらどうすると思う?」
「君が仕事をしやすいと感じるのは、どんな人間関係?」

感情制御力を高めるには、
「今回のミーティングでは、
自分の感情をどれぐらいコントロールできる?」
「さっきの議論ので、君の感情はどんなふうに動いていた?」
「彼とうまくやっていくためには、
どんな気持ちで接するといいかな?」
「カッとなったとき、そうしたらクールダウンできる?」
「今の感情を出したときときと、出さなかったときでは、

意思実行力を高めるには、
「この間の仕事、どれぐらい進んだ?」
「今の進捗について、自分でどう評価する?」
「そのことを始めるきっかけは、どうやって作ろうか?」
「今までで、100%実行できたときは、
どんな条件が整っていた?」
「主体的にあとどれぐらいで、できる?」

対人共感力を高めるには、
「あの人は、君の発言を聞いてどんなことを感じたかな?」
「あなたがそんな振る舞いをしたらみんなは君をどうと思う?」
「彼の発言は、みんなにどんな影響を与えたと思う?」
「こんな時、君だったら、〇〇さんにどんな発言を望む?」
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EQでチーム力を高める

2019-08-22 06:20:32 | Weblog
EQという言葉をご存じでしょうか?
Emotioral Quotientの略で
「感情指数」や「情緒指数」
「心の知能指数」などと訳されています。

EQはIQ (Intelligence Quotient=知能指数)
と対比されているもので、
感情のコントロール力 や対人関係調整能力など、
精神活動面での能力全般のことです。

EQは
「他人への気遣い、自分のとるべき態度の理解、
そして言動のコントロールができる能力」といえるでしょう。

IQは皆さんもご存じのように、
計算能力や分析力といった理工的な能力ですが、
ビジネス活動、
特に組織人としての活動を考えた場合、
いくらIQが高くても仕事がうまくいかないということが
往々にして発生します。

それは、
仕事というものは自分ひとりで完結するものではなく、
数多くの人がかかわるものであるからです。
逆の見方をすると、
ある仕事を遂行するための数多くの入々の中に
自分が含まれているにすぎない、
ということもいえるわけです。

この理解が不十分だとEQが低いままとなってしまい、
仕事がうまくいかなかったり、
チームワークが乱れたり、
精神的なストレスに悩まされたりすることになってしまいます。

特にチームで仕事をする場合に、
このEQが低い入がいると
チーム全体のパフォーマンスがガタ落ちしてしまいます。
「優秀な人材ばかりを集めたのに、
チームとしての結果が芳しくない」というのは、
このような原囚によることが多いものです。

IQというのは、
もともとの能力であり大入になっても変わらないものですが、
EQはトレーニングによって高めることができます。

このことは次回述べます。
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コーチング習得のステップ

2019-08-20 06:15:43 | Weblog
コーチングは、
いつでも誰でも実践できます。

コーチングの習熟レベルは、
「基本的なコーチングスキルを実践する」
「状況に応じて柔軟な対応をする」
「信頼関係ができて組織全体の力が強くする」
の3段階です。

第1 レベル
基本的コーチングスキルを実践する

基本的なコーチングスキルを理解し、
実践しはじめた段階です。
日常のコミュニケーションに必要に応じて
コーチングを加えられるようになります。

第2 レベル
相手や段階に応じたコーチングができる

場面に応じて切り変えた質問を行ったり、
相手の変化に応じてコーチングを段階的に展開できる段階です。
コーチングの時問をじっくり確保し、
相手の問題や現状をクリアにします。
また話の焦点を絞り、
相手からアクションプランを引き出します
日'常的にコーチングの会話を続けることで、
相手にコーチングのサイクルを根づかせます。

第3 レベル
信頼関係ができて組織全体の力が強くする

コーチングの会話が定着し、
お互いの情報も共有され、
信頼関係が構築されます。
一つ一つ言わなくてもわかる事柄が増えます。
また、コーチングを活かした人の発言や
その存在が周りに前向きな影響を与えてきます。

コーチングの基本は、
「すべての答えは相手の中にある」と信じます。

相手の行動の動機や方法、
目指すところは、
相手自身が持っているものであり、
こちらのゴールを相手に当てはめるものではありません。

また「この人はきっとできる」
というスタンスで臨みます。
「相手にはできっこない」と思ってしまうと、
どうしても「教えてあげなくては」と
ティーチングのスタンスになってしまいます。

コーチは「ヘルプ」ではなくて「サポーター」です。

サポーターというのは、
はしごを登ろうとしている人を直接触るのではなく、
そのはしごを支えてあげる、
というイメージです。
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背景を差し替える

2019-08-19 06:08:49 | Weblog
前回まで
自分のリソースを発見する方法を上げました。

今回は
背景を差し替えることです。

イメージの背景には
「色」「BGM」「雰囲気」「温度」「手触り」などがあります。

これを差 し替えることによって、
その場面全体をコントロールすることができます。

「今度、A社に訪問するときの背景の色をオレンジ色にしてこらん」

「縁側に干したフカフ力の布団に寝ころんで、
顔をつけたときの感じで、
今度のミーティングのリーダーをやったらどうだろう」

これらの方法でどれが効果的かは、
人によって、
また、
場合によって違いがあります。

まずは試しに使ってみて、
反応を見ながら、
効果の あるものを深く研究してみてください。
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モデルとなる人物を自分の立場に置いてみる

2019-08-09 06:36:53 | Weblog
自分のリソースを発見する方法は
いくつもあります。
昨日にも述べましたが
続編です。

その一つは
モデルとなる人物を自分の立場に置いてみる
ことです

自分にとってモデルとなる人、
あるいは当面の課題に力を発揮するだろうと
想像できる人を思い浮かべることです。

そして、
その人が自分だったらどう行動するかを考えると、
答えが出る場合もあります。

モデルにするのは、
身近な人でもいいし、
ときには歴史上の人物などでもいい。

「キミはサッ力一のロナウドが好きだって言ってたけど、
彼だったら、この場合はどうするだろうね?」

「キミが好きな坂本龍馬がそばにいたら、
何て言ってくれるだろうね?」

などです。

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過去に成功した経験を思い出す

2019-08-08 06:59:36 | Weblog
リソースを見つけるには、
いくつか方法があります。

順番に説明します。

「過去に成功した経験を思い出す」

過去に自分がこれからやろうとしていることと同じか
近いことをして成功したときのことを思い浮かべることです。
その情景の中に入り込み一体化します。
経験したことがなくても、
これからやろうとしていることに
すでに成功している状態を想像し、
それになりきることです。

そのためには次のような質問をするといい。
「あなたは、確か高校時代にラグビーをやって、
インターハイにまで出たことがあるんだよね。
どんなふうにして、
そこまでいったの?」
「同期入社の中で、
いちばん早く受注したのはあなただったよね。
何がうまくいったの?」
「今までの人生の中で、
いちばん緊張したけど、
結果的には成功したことって、
どんなこと?」
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相手の気持ちになること

2019-08-07 06:44:37 | Weblog
政治問題に触れることは
いつもはしませんが
今日は日韓問題に少し言及しようと思います。

今回のホワイト国外しの問題ですが
私は
「日本政府の公言」のまずさが
最大の問題であると思っています。

武器輸出貿易の問題は
日本の仕事の仕方と
韓国の仕事の仕方には
当然違いがあるので
日本から見たら問題があるのでしょう。

日本政府は
「ホワイト国から外す」という決定には
それなりの理由があるのでしょう。

問題は公言の仕方です。

今まで韓国の様子を見ていると
情熱的でプライドの高い国民性が
見て取れます。

「命よりもプライドが大事」なんて言われます。
素人の目から見てもそんなことは明らかです。

にもかかわらず
いきなり「ホワイト国から外します」と公言したら
怒るに決まっています。

多くのコメンテーターが言っているように、
「今回の貿易を見直したら、
韓国と○○国には少し不十分な部分がありグループBにします。
その代わり●●国と▲▲国はグループAにします」
と公言すればいいのです。

また日本人の得意な「根回し」をなぜしないのか?

安倍首相も
アメリカとの対応は今のままでいいのですか
韓国との対応は
20年前に行われた
小渕元首相の対応の仕方を
もう一度振り返られたら
いいのではないのでしょうか。

コーチングは常に相手の立場に立つ
これが基本です。

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