コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

上司が努力する

2023-05-31 07:32:34 | Weblog
承認について、
「急にそんなこと
言ったら部下に変に思われる」
と気にする人がいます。

そうです。
やりなれないことをすると、
部下は
「なんだか上司は変なことを急に言い出した」
と思うかもしれません。

でもいいのです。
なぜなら部下はこう思うからです。

「なんだか上司は変なことを急に言い出した。
でもとりあえず努力だけはしている」

考えてみてください。
上司が部下とのコミュニケーションで
努力しているなんて素晴らしいことです。


承認は「味方だ」のメッセージ

2023-05-29 08:08:36 | Weblog
問違いばかりを指摘したり、
叱ってばかりいる上司のことを、
部下はまるで敵であるように
感じてしまうことがあります。

敵と一緒に仕事をして
やる気が出たり、
敵の指示で自発的に動く人はいません。

承認は、
「あなたのことを認めていますよ」
「私はあなたの味方なのですよ」
と伝えていくスキルです。

「あなたの味方です」なんて
直接言葉で言わなければならないなんて
地に落ちた話ですか、

やはり
日ごろのコミュニケーションで
伝わっていなければ。


セクハラにならない

2023-05-25 07:52:18 | Weblog
承認の話をすると、
管理者から
「女性の部下に
承認を言うとセクハラって
言われそうで」
と聞きます。

セクハラは基本的に相手がセクシャルに
不愉快と思ったら、
もうセクハラです。

日ごろのコミュニケーションか
大切ということです。

もう一つ
気を付けたいことがあります。
それは、
相手の身につけているものは避けましょう。
化粧や髪形、
服装などです。

逆に相手から出て離れたもの、
「レポートが読みやすい」
「字がきれい」
「ファイリングがうまい」
などは、
まず大丈夫です。

教え上手な先生

2023-05-23 07:52:22 | Weblog
茶道を習い始めてから、
ある先生に習っていた時には、
そんなに面白いとは思っていなかったのに、
いまとても面白いのです。

何が違ったのだろうか?

茶道は決まった形や流れがあります。

普通の先生は、
弟子を見て、
間違った時にだけ
「そこは左」
「順番が違う」などと指摘します。

でもいまの先生は
普通にやっている時にも
「そうです」と、
それがうれしいのです。

さらに言われなくても
「焼き物を勉強しよう」
「習字も練習しよう」という気になります。


承認しているようで意外にしていない

2023-05-22 08:11:41 | Weblog
人には
「承認のメッセージは大事」と
言っていますが、
自分自身を振り返ってみると、
仕事の中で
承認のメッセージを伝えることは
あまりなかったように思います。

「約東した仕事はやって当たり前」
と思っているからです。

相手がミスをしたり、
期限に間に合わなかった
時には指摘します。

でもやれた仕事は当たり前です。

となると、
相手はいつも私から、
叱られたり、
ミスを指摘されてばかりいたわけです。

これじゃ、
やる気が出るわけがないです。


だから苦労したのか

2023-05-19 08:14:08 | Weblog
帰国した海外駐在員の奥さん方の
勉強会に行ったことがあります。

「人問関係で大変苦労した」、
「サポートのないところで孤独だった」
といろいろご苦労をうかがいました。

海外でメンタルヘルスの
サポートがしたいという
ある奥さんがこう言いました。

「海外生活の経験もないあなたなんかに
誰も相談なんてしないわ」、
一瞬凍りつきました。

次の瞬問こう思いました。
「だからこの人は苫労したんだ」と。
周りにたくさんサポートの手は
あったはずです。


行動を起こすことから逃げている人には……

2023-05-18 08:06:04 | Weblog
行動を起こすことから
逃げ回るクライアントに
コーチは何をしたらいいのでしょうか。

「あなたならできる」と励ましても、
人からもらった励ましは長続きしないものです。

「大変なのね」と共感しても
行動しないまま時問だけが過ぎて行きます。
時には首根っこをつかまえて、
「あなたは逃げている」と
はっきり伝える必要があります。

このまま逃げ続けたいのか、
行動を起こしたいのか、
それを決めるのは
クライアントです。

コーチは決断のセッティングができます。


現実的っていうけれど

2023-05-16 08:09:53 | Weblog
時には、
いまの自分の状況説明を
長々とする人もいます。

現実検討ができて素晴らしい・・・
思いながらもやはり違和感がある。

話の内容自体は
具体的・客観的なのだけど、
少しも前に進まない。

これまた逃避なのではないかと思うのです。

未来の自分の可能性を信じて
一歩前に出れば失敗するかもしれない。
その危険を冒したくない。

だから
いまの自分がどんなに大変な状況か、
前に進まなくてすむ理由をあれこれ探します。

これもやはり逃避のーつです。


「夢」っていうけれど

2023-05-15 08:17:19 | Weblog
「夢」という言葉が流行っています。
「夢は裏切らない」と口癖のように
いう人もいます。

「私にはこんな夢があります」と
クライアントの夢を聞いている時に、
違和感を持つことがあります。

コーチがクライアントの力を
信頼しないなんていかんと思いながらも、
どこかにその感じがひっかかる。

ある時思いました。

「この人が話しているのは、
夢じゃなくて逃避じゃないか」と。

クライア ントは夢を語っているのではなくて、
いまの自分の現実を見ないで
済む逃避の方法として
「世が世なら私は殿様」という
夢物語を話しているのでした。


年上の部下

2023-05-12 08:09:56 | Weblog
「年上の部下がいて、
彼らが指示に従わないのです、
やりにくくて困っています」
という相談をよく受けます。

「そのことをその中の誰かに相談してみましたか?」
と聞くと「いいえ」と答えます。

組織上はあなたが上司でも、
年上の人は人生の先輩です。

相談に乗ってもらったり、
教えてもらうことがたくさんあるはずです。

それを聞くことが
相手を尊ぶことになります。

大切なのは相手への敬意です。