お世話になります。神谷和宏です。
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職場の後輩がこんな話をしていました。
彼は学生の時に、ヒッチハイクで日本一周を敢行したようです。
その時に、仙台であるおばあさんの家に泊まったときの話だそうです。
そのおばあさんは、何事にもやる気を失っている彼に一喝したそうです。
おばあさん:「あんたは1日何回『ありがとう』といっているの?」
彼;「3回くらいかなあ」
おばあさん:「そんなのぜんぜんダメ、1日30回『ありがとう』と言いなさい」
それから、彼は30回、感謝の言葉を使うように心がけたようです。
すると、自然にやる気が出てきたと言っていました。
最近読んだ本の中に
箱田忠昭氏の「『できる人』の話し方&人間関係のつくり方」があります。
このなかに、こんな話があります。
「箱田式バケツ理論」というお話です。
人間はみんな目に見えない2つのバケツをもっています。
ひとつのバケツには黄金水がたまっています。
もうひとつのバケツには泥水がたまっています。
バケツに入っている水の量は人によって違います。
水の量は他人によってさまります。
他人があなたに対して言ったこと、やったことによって
黄金水や泥水が増えたり減ったりします。
黄金水の量が多いときは、人は幸せになり、明るくなり、楽しくなります。
ヤル気も出てきます。
泥水が多いときは逆にヤル気を失います。
暗い穴持ちになり、落ち込んでしまいます。
黄金水は他人から受ける賛辞、ほめ青葉、積極的評価、承認等、
肯定的な言動によって増えます。
泥水は他人から受ける非難、批評、悪口、叱責、無視等の杏疋的な言動によって増えます。
黄金水をいっぱいためたバケツをもっている人は明るく、
エネルギッシュでヤル気に満ちており、外から見ても分かります。
泥水がたくさん入ったバケツを持っている人はに気がなく、
落ち込んでおり、すべてに否定的で、ヤル気を感じません。
これも外見で分かります。
結局、元気のある人、ない人、陽気な人や暗い人、ヤル気のある人、ない人…などは
その人のもっている黄金水と泥水の量によって決まってしまう、ということです。
さあ、そこで考えてみてください。
もしも黄金水がたまってきて、バケツいっぱいになったらどうなりますか?
こぼれますね。こばれた水は、逆に相手の黄金水のバケツに人っていくのです。
逆に泥水がバケツいっぱいになったら、同様に相手の泥水のバケツに返っていくのです。
もしも、あなたのバケツが黄金水でいっぱいだったとします。
頑張って一生懸命仕事をします。
そのとき、上可が、
「○○君、先月の成績よかったなあ。前年比.6バーセントアップだよ。
いやあ驚いたよ。最近頑張ってるなあ」とほめました。
黄金水をあなたのバケツに注いでくれたのです。あなたのバケツは既に満杯ですから。
「いやあ、ありがとうございます。これもみんな課長のおかげです。
り課長がいろいろと教えてくださったんで、大変助かりました。来月も頬張ります」
といって、おそらく課長のバケツにも黄金水を注ぐはずです。
逆に、相手のバケツに泥水を注いだらどうなるでしょうか。
たとえば、課長が部下に次のように言います。
「○○君、最近遅刻が多いな。駄目だよ。もっとちゃんと来なくちや。だらしがないのは困るよ」
と言ったとします。部下のバケツに泥水を注いだわけです。次のように反撃します。
「毎日遅くまで残業しているんですよ。課長だって先月遅刻したしゃないですか」
こうして彼も課長のバケツに泥水を注ぎ込みます。結果的に二人の関係はますます悪くなります。
いかがでしょうか?
以下は、本を読んでください・・・・。