コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

ストレッチ目標

2018-10-31 06:51:49 | Weblog
ストレッチとは、
引き伸ばすことなどを意味します。

いつものやり方では、
いつもと同じような結果しか手に入りません。

そこで、もっと大きな成果を手に入れるために、
いつものやり方から新しいやり方にシフトすることです。

目指している日標そのものを、
予想よりも高く設定したら、
いつものやり方ではできないことは一目瞭然です。
このような目標を、「ストレッチ目標」といいます。

ただし、
ストレッチ目標は引き伸ばせば引き伸ばすほどよいというものではありません。
達成できないと分かっているような目標を
持たせてもうまくいきません。

ストレッチ運動で筋肉を引き伸ばすときも、
限界の一歩手前までにするように指導されます。

筋肉は限界を超えると切れやすくなります。
関節も筋肉も伸ばしきると力の逃げ道がなくなり、
限界を超えてしまうのです。

このように、
ストレッチには若干の「遊び」が必要です。

輪ゴムをひとつ用意して、
両手の指で引き伸ばしてみましょう。
これ以上引っ張ったら切れてしまうというところまで
引き伸ばしてみましょう。

この状態ではストレスが大きすぎて、
充分に力を発揮できません。

それでは弛ませるとどうでしょうか。
弛ませている状態では何も起きません。
それでは、適度な張りがあるときはどうでしょうか。
両手の指の間に心地よい人がみなぎっていることが分かると思います。
両方の指が近づきたがっているようにも感じるのではないでしょうか。

このように、
力を発揮するためには、
現在地点にいる自分白身と目標とが
健全な張りのある関係になるということが大切なのです。

ストレッチ目標は提案という形をとります。
押しつけではありません。
無理やりにやらせるものでもありません。
その提案を何とか遂行できるというレベルに設定する必要があります。
また、
一方的な押しつけにならないように、
同意をとる必要があります。

ストレッチ目標に同意することによって、
部下にシフトが起きます。
それまでと同じ視点、思考、方法では
やり遂げることができないことが分かるからです。

ストレッチ日標を引き受けることで、
新しいアイデアが生まれます。
やり方の変革(イノベーション)が起き始めるからです。

自分が考えているとおりの現実

2018-10-30 07:08:50 | Weblog
潜在意識とは、
心の奥底で考えているものが
良いことであれ悪いことであれ、
実現してしまうと言うことです。

「今日は悪いことが起きそうだ」と考えていると、
本人が信じたとおり、
交通事故にあったという話があります。

無限の力を受け入れ、
正しい願望を潜在意識にインプットしていたならば、
神に祝福された人生が実現したはずです。

潜在意識には嘘は通用しません。
自分の潜在意識の世界において真実であるとし、
確信している自己イメージは、
必ず現実の世界における体験として写しだされます。
人間は自分が考えているとおりの姿をしているのです。

不安があって、
無理に抑えようと思っても、
かえって逆効果になります。

そんなときは、
過去の楽しかったことを思い描いたり、
近い将来、
自分が実現したい願望をイメージするなど、
まったく別のことに意識を集中させることです。

そして、
それらを強く潜在意識に入力することです。

不安や恐怖は、
心の中の否定的な考えにすぎません。
すぐ肯定的な考えに切り換えることです。

失敗は月謝と思う

2018-10-29 06:42:05 | Weblog
多くの成功者は
最初に連戦連敗を経験している。

このように、
成功者は、
成功する前にすでにさんざん叩かれています。

成功して叩かれてつぶれるような成功者は、
叩かれずに成功してしまった人です。

成功者は、
凡人が一生にやる失敗を全部やっているので、
その先は、はずしようがない。

いろいろなビジネスで成功している人の共通点は、
30前はとことん失敗だらけだ。
これでもかというくらい運も悪い。

「人間には一生の間でしなければならない失敗の量がある」

それをノウハウにできる人と、
ノウハウにできない人がいます。

わたしはギャンブルはしませんが、
ギャンブルでも、
最初はある程度負けないといけないようです。
ギャンブルというのは、
まずチップを払わないといけません。
最初は、
負けるということで、
チップを払うのです。
さんざんチップを払った分、
その先は勝てるという自信があるようです。

習い事をするのにも、
すべて「月謝」が要ります。

お金だけではなく、
時間や労力のチップも必要です。

失敗と言う月謝を支払えば
後は成功しかありません。

助けを求める

2018-10-26 06:34:58 | Weblog
今の職場を辞職して、
新しいビジネスを始めるとしたら、
それなりに覚悟と資金が必要です。

例えば、
充分な資金がなかったら、どうするか?

その1つの方法としては、
他人から援助を受けることです。

人に「助けて」と言って、
ビジネスプランを話し、
スポンサーになってもらうんです。

誰かの会社で働きたいのであれば、
経営者のところに行って、
「お願いします。私をあなたの下で働かせてください。
どうしてもこの仕事が好きなので、
あなたの会社で働かせてください。助けてください」
とお願いするんです。

結婚したいけれど、
どのように相手を見つければいいのかわからない。
そんなときは、幸せになったカップルにたずねてみましょう。
「どうやってあなたたちは、こんなに幸せになったの?
どういうルールを決めていたの?
どうやってこの人を見つけたの?」

人に助けを求めることは、
とてもシンプルな方法です。

私もいままでの人生の中で、
よく使った言葉は「助けて」です。

いろいろやりたいことがあるけれど、
「助けて」と言うことができない。
言い方がわからない。
プライドが邪魔をするんです。
「助けて」とお願いすることで、
自分白身が恥ずかしいし、
相手にも迷惑をかけるとも思っていました。
しかし、
これは間違いです。

反対に「助けて」と言われると
血手も嬉しく思います。
私は人を助けることが大好きだから、
「助けて」と言われたとき、
私はすごく光栄なことだと思います。

心の底から
私はその人を助けてあげたいと思うし、
私に助けるチャンスをくれたことに感謝します。


4つのルール

2018-10-25 06:32:56 | Weblog
自分に対するルールというのは、
細かなことまで決めすぎると、
守れないことが多くなります。

こうなると、
自分だけでなく、
周囲にもストレスを与えます。

自分のルールは、
適度なスリム化が必要です。

自分のルールは4つに分けて考えます。

1 マストルール(絶対にしなければならないルール)
私たちはこうしたルールが、たくさんあるように思っています。
しかし、多くの場合は社会に思い込まされていたり、
他人に決められたルールです。
特に親や兄弟など、つながりの深い人のルールを、
そのまま受け継いでいることがよ
くあります。
こうしたルールは、
見直す必要があるでしょう。

2 マストノットルール(絶対にしてはならないルール))
麻薬に手を染める。
殺人。
人の物を盗む。
放火・・・
これらはマストノットルールです。
ルールというのは人それぞれですから、
さらに自分にとってマストノットを追加してください。

3 シユッドルール(するべきルール)
できれば守るべき。
守れなかったとしても仕方がないルールです。
無駄遣いやダイエットなどを、
シュッドルールにしている人が多いようです。
シュッドルールとマストルールを区別できていないと、
守れなくても許せることまで、
「絶対に守らなくちゃ!」と思い込みます。
こうなると、
いざルールを被ってしまったときは、
自分を激しく責めてしまいます。
また、
マストルールを「たまには守れなくても仕方ないよね」と思い、
軽く扱うこともあります。
両者を明確にすることです。

4 シュッドノットルール(するべきではないルール)
なるべくするべきではないが、
してしまっても仕方がないルールのことです。
タバコを吸わない。
お酒を飲まない。
夜中にラーメンを食べない。
こういったことを、
シユッドノットルールにしている人は多いでしょう。
これもマストノットルールと区別してください。

まばたきを我慢する

2018-10-24 06:27:24 | Weblog
「人はウソをついている時にまばたきが多くなる」といわれます。
通常の場合、
ウソをつくと強い緊張状態に置かれるため、
精神的に不安を感じます。

「内心の動揺を相手に悟られたくない」という心理が働いて、
その結果、まばたきが多くなるのです。

ただし、
男性にはよく当てはまるのですが、
「女性はウソをつく時でもあまりまばたきをしない」
という研究結果もあるので
女性には当てはまらないかもしれません。

まばたきをする相手を見ると
「怪しい」「疑わしい」という印象をもち、
相手を信用したくなくなります。

心理学者のテッセ(米心理学者)は、
過去の大統領選挙時のテレビ討論の映像をチェックしたところ、
まばたきが多い候補者が
ことごとく落選していたと研究しています。
つまり
まばたきは信用を落としてしまうのです。

相手に信用されたい時は、
なるべく「まばたきをしない」ことを心がけるべきでしょう。

人と会話する時、
あるいはビジネスでのプレゼンや商談の場では、
意識的に目を見開き、
可能な限りまばたきをしないようにしましょう。

バーナム効果

2018-10-23 06:27:54 | Weblog
公の前で
誰にでも当てはまるような曖昧なフレーズを発することで、
「これは私のことだ」と錯覚させる心理を
「バーナム効果」と言います。

相手は自分の本質を言い当てられたと思い込むので、
その人のことを「特別な人」だと思ってしまうのです。

例えば、
「あなたは、自分に対する自信のなさを隠していて、
それでも他人に認められたいと思っています。
そして、そんな自分に悩み、自分を変えたいと思っているでしょう」

こう言われたら、
たいていの人は「当たっている」と感じるのです。
自分に100%の自信をもっていて、
まったく変わる必要がないと言い切れる人など滅多にいません。

このバーナム効果は、
占い師は巧みに使っています。

バーナム効果を利用すれば、
相手に好感を抱かせることも可能です。
例えば、
「あなたは現実主義者に見えるけど、
意外にロマンチストだよね」と言われたら、
相手は「もしかしたら、そうかもしれない」と思います。
どんな現実主義者であっても、
ロマンチストのかけらくらいはあるもので、
こう言われたら誰でも悪い気はしないのが普通です。

また、
「ごめん。どうやら僕は君のことを誤解していたかもしれない。
君って、本当はすごく純粋な人だよね」

これもバーナム効果を狙ったフレーズです。
どんな人にも純粋な面があるものだし、
特に女性は自分のことを「純粋」と言われたら否定はしないでしょう。
普段は無愛想な人や、
勝気な人にこの言葉をかけると効果が大です。

「この人は私のことを深く見ていてくれる」と感じて、
あなたに好感をもつはずです。
また、
「あなたには、まだ自身でも気づかずに、
生かし切れていない才能があります」
というフレーズなどはよい例です。

「自身が気づかない隠れた才能」が当人にあるかどうかは、
誰にも証明しようがありません。
「自分には隠れた才能が眠っている」と多くの人は信じたいため、
「この人は私のことを見抜いている。特別な人だ」と勘違いしてしまいます。
人によっては悪魔のささやきと感じてしまいます。

相手が精神的に弱っているとバーナム効果は倍増します。
そのタイミングを見計らい、
本質を見抜いたフリをしてこのような言葉をかければ、
効果テキメンです。

相手は必ずあなたを信頼するはずです。

バンドワゴン効果・スノップ効果

2018-10-22 06:33:44 | Weblog
以前にも書きましたが、
人は集団心理に引きずられることが多々あります。
自分の意志や主義に反することでも、
周囲の人につい合わせてしまうのです。

特に日本人は集団心理に弱い傾向があります。

協調性が重要視される日本では、
自分が仲間外れになることを多くの人が嫌うからです。

そんな集団心理の代表格が
「バンドワゴン効果」と呼ばれるものです。

パレードなどの先頭で音を鳴らす楽隊車が語源で、
多数派の意見に流され、
流行に便乗してヒット商品に群がる心理を差します。

選挙などでも
「圧倒的に優勢で勝ちそうな候補」に
つい投票してしまうのも
バンドワゴン効果です。

ただし、
これに反発する人もいます。
常に、
バンドワゴン効果に常に反する行動を見せます。
時勢に乗ることを嫌い、
わざと少数意見になびくのです。
これを「スノツプ効果」と呼びます。

周囲の人の言動を見ていればどちらが有効かがわかります。
「来週の飲み会、みんな参加するみたいだよ」と言えば、
多数派につくバンドワゴン派は参加します。
スノッブ派を参加させたいなら、
「来週の飲み会、参加する人が少ないみたい。
オレ、どうしようかなあ。どうする?」と言えば、
参加してくれるでしょう。

コンコルド効果

2018-10-19 06:51:43 | Weblog
以前、
英仏共同開発の
超音速旅客機「コンコルド」がありました。

しかし、
完成して就航しても、
赤字がかさみ、
収益が出ないことは開発段階から明らかでした。

それでも、
英仏両国が巨額な開発費を投じていたため、
計画を中止することができず、
赤字になるとわかっていた上で就航していたのです。
結果、
飛ばすほどにコストばかりが積み重なり、
結局は運航中止に追い込まれてしまいました。

そんな逸話から、
心理学にも「コンコルド効果」という用語があります。
積み重ねてきた努力やコストが大きいと、
それまでの労力をムダにしたくないという執着心が生まれ、
損得の判断を見誤ってしまう心理を言います。

自動車のセールスでもよく言われます。
営業マンAと客Bの会話です。

B:「本当に申し訳ない。今回の新車の契約はできなくなった。
息子が公立高校の受験に失敗して私立に行かせるので、
家計が火の車なんだよ・・・」
A:「えっ。
しかし、今キャンセルというのはあまりにも・・・」
B:「こういう事情だから、
何とか納得してよ。
まあ、値引き率をアップしてくれるんなら考えてもいいけど・・・」
A:「いや、わかりました。もう5%値引きします。
それで何とか契約を・・・」

契約寸前でドタキャンされそうになり、
思わず値引きしてしまったということです。

コンコルド効果は、
それまで費やした時間が長いほど効果的なのです。

アンダードッグ効果

2018-10-18 06:55:44 | Weblog
人を説得しなければいけない時に
なかなか思うようにいかないことがあります。

そんな時には正攻法ではなく、
感情に訴えることも効果があります。

選挙では「同情票」という言葉があります。
明らかな劣勢が予想されたり、
身内の不幸など何らかの不幸な境遇に置かれたりした候補者が、
意外とも思える得票で
当選するケースもあります。

人には「不利な状況にあるものに手を差し伸べたくなる」
という心理があるからです。

これを心理学では
「アンダードッグ効果」と呼びます。

「負け犬」は可哀想だから、
これ以上いじめてはいけないと思ってしまうことが語源です。

ビジネスマンが、
営業先から何度も断られているにもかかわらず、
健気に足を運んでいました。

そしてある日、
突然の大雨で、
ずぶ濡れになって訪問した時に、
ついに相手が根負けして契約が取れたという例もあります。
まさに、
アンダードッグ効果によるものです。

社会的地位が高い人や、
自尊心の強い相手には、
わざとこちらの「弱さ」を見せることで、
結果的に思い通りになることもあります。

目的のためにプライドを捨てられる人の方法ですが、
平気で弱い自分を見せることができるのは、
ある意味で
「強い人」だと考えられます。