とにかく結果を出す

企業は、
利益を追求するために存在します。
そして、
結果を出すことが求められます。
それゆえにビジネスにおいて、
結果は非常に重要なのです。

たとえ、
いくら一生懸命に仕事をしたとしても
すべて水の泡になるだけです。

しかし、
結果を出さなくても、
また出なくても平気な顔をしている人もいます。

結果といつものは、
出せないでいると、
だんだんそれがクセになってくるものなのです。

こういう習慣が続くと、
たとえ責任のある立場についていても、
結果を出せないことの言い訳をしたり、
責任転嫁をしたり、
またその結果を正当化しようとしたりします。

そういった言い訳を続けていると、
言い訳ばかりに長けて、
クセも直りにくくなるという、
悪循環に陥ってしまうのです。

これでは、
ビジネスマン失格です。

常に良い結果を出すことに、
徹底的にこだわり
クセをつけることです。

決断したら突っ走る

優秀なビジネスマンとは、
いったん決断を下したら
突っ走る能力のある人間です。

もちろん、
どんなに優秀な人でも、
決断を下すまでは
大いなる不安と戦っているはずです。

彼らには、
徹底して危機管理を行い、
最悪の状態をシミユレーションするなど、
夜も眠れないときもあるでしょう。

しかし、
反対に無能なビジネスマンは、
この逆を行うのです。

彼らは大切な決断を下すまで、
まったく危機管理をしません。

だから、
決断を下してからも、
不安で不安で突っ走ることができないのです。

それどころか、
決断を下したあとに、
悩んでさらなる不安を生み出しています。

途中でトラブルが起これば、
慌てふためき、
目標どころではなくなってしまいます。

そういう人間は
腹をくくるということができない無能な人間なのです。

成功したいなら、
腹をくくります。

一度決めたら、
脇目もふらず勢いよく突き進もう。

動物的カンを身に入れる

経験やスキルを積み重ねるために、
大切なのは実行力です。

それはデータや理屈を優先させる脳からは
決して生まれてきません。

実行力は考えるより、
感じることで生まれるパワーです。

美しい景色や女性を見て感激し、
小説や映画に感動する力、
これを磨くことが実行力につながるのです。

マーケティングや市場調査のデータは、
あくまで過去のものです。

そんなものにいつまでもとらわれていては、
実行力の乏しい人間になってしまいます。

それよりも、
どうすれば相手が喜ぶかを見抜く
動物的なカンが何より重要なのです。

成功者たちは。
このカンを本能的に持っていたり、
感覚が優れていた人ばかりです。

ビジネスの本質は
他人を喜ばせることにあります。

感情のセンサーを研ぎ澄まし、
カンの力を育てましょう。

３秒で気持ちを切り替えろ

「覆水盆に返らず」
という言葉があるように、
終わったこと、
起きてしまったことは、
もはやその事実を変えることはできません。

「あれさえなければ」とか、
「あのとき上手くいっていたら」などと、
悔やんだり嘆いたりする人がたくさんいます。

そんなことは、
所詮時間の無駄です。

いつまでも、
マイナスの気持ちを引きずっていたら、
今後にも大きな支障をきたしてしまいます。

すんでしまったことより、
これからの方が何倍も大切です。

成功を目指すなら、
どんなときも、
くよくよなどしている時間はないはずです。

嫌なことがあったり、
嫌な気持ちになったら、
「即クリア！」
これが基本です。

即クリアを習慣にするには、
あらかじめ嫌なことを忘れるときの
動作や言葉を決めておくことだ。

たとえば、
嫌な気分になったときは、
指をパチンと鳴らして「ナシ」と言葉にする、
といったように自分のルールをつくることです。

私の場合、
下を向いてGUTSポーズ、
握りこぶしを作り「clear 」と声を出す。

これを「3秒ルール」と名づけています。

嫌なことがあったら、
すぐに3秒ルールを
繰り返し気持ちを切り替えるのです。

考える前に実行

世間ではよく
「実力がある」とか
「実力がない」と言うが、
実は実力というものなどは、
どこにも存在しないものです。

そんなものは、
理屈の脳が考え出した観念にすぎません。
はっきり言えば、
実力とはこれまでにどんな経験を蓄積してきたかという、
その差でしかないのです。

実力と考えてしまうと
それを向上させることが難しく感じるが、
経験の蓄積と考えれば、いくらでも増やすことができます。

そして、
言うまでもなく経験をより多く積めるのも
は実行力のある人です。

今、
という時点から見れば、
これまでの人生は、
成功も失敗も含めて経験を蓄積するため、
練習でしかありません。

つまり人生というものは常に練習の連続です。

もう一度確認します。

実力なんて存在しません。

そんなことを考える前に、
とにかく実行しましょう。

常識を非常識に変える

人問は経験という記憶と、
それに基づいた想像が潜在意識になり、
その人の常識や可能性の枠をつくります。

そして皆、
自分が自信の枠
またつくったその枠のなかで動いているのです。

人生、
同じ頑張るなら、
小さな枠よりも大きな枠で頑張った方が
良いに決まっています。

しかし、
その枠の大きさは 、
その人のイメージ力が大きく左右します。
なぜならば、
過去の経験や体験は変えることはできないが、
いくことができるからです。

豊かなイメージを広げろ！
そして、
自信や強気を持て！
イメージは無限に発展させて
プラスの思考でためらいや抑制を取り払え！

そうして自分自身の可能性の枠をどんどん広げていくのです。

常に強気で物事を考えていれば、
強気の枠はだんだん広がり、
自信満々に振る舞うことではさらに広がっていきます。

いつも人や環境に感謝することで、
心の強さの枠も広がり、
達成をイメージすることで
その枠もますます広がっていくのです。

「ツイてる」こそ 実力

はっきりと言っておきますが、
自分はツイていないと思う人のところには、
絶対にツキはやって来ません。

ツキは
「自分はツイている」と思っているところにしか
来ないのです。

人生においてツキの有無は、
とても重要な問題です。

ツキがなければ何をやっても
上手くいかないと断言口したっていい。

なぜならば、
ツキというものは、
決して偶然ではありません。

ツキは必然なのである。

「自分はツイている」と思うことで、
ホルモンや脳波がプラスに変化し、
脳が良い状態になって最大の働きをします。

しかし、
「ツイてない」と思うと脳は逆に作用してしまうのです。

つまり、
ツイている脳だけがパワーを全開し、
物事が好転していくのです。

まず、
今の自分にツキがあると感じ、
「ツイている」を口癖にすることから始めましょう。

もしトラブルがあったとしても、
それさえも「ツイている」と思って対処すると、
必ずツキを呼び込めます。

不幸には限界あり、幸せには限界なし

今、幸せですか？

この質問に、
あなたはなんと答えるだろうか？

幸せとは、
「今の自分をどのように思っているか」という、
その人自身の受け止め方で決まるものです。

現在のコロナ禍でもそうです。

人間の脳はどんなに貧しく、
苦しい環境にいても、
感謝の気持ちを持っていると、
ホルモ ンの作用で幸せだと感じます。

しかし、
物事に感謝もせず、
「どうせ世の中はこんなものだ」
とあきらめて生きていると、
思考が停止した状態になり、
「より幸せになりたい」という考えが薄れ
「今のままで幸せだ」と脳が感じてしまうのです。

現状の自分に満足せずに、
物事に感謝をし
「もっと幸せになる」
「まだまだ幸せになれる」と、
自分の心に揺さぶりをかけていれば、
脳は実現しようと働きます。

不幸には限界があるが、
幸せには限界などはありません。

いつまでも、
幸せをどん欲に追い求めれば、
それだけ幸せが引き寄せられます。

縁を大切にする

これまでに出会った成功者は皆、
「成功したのは自分の能力ではなく、
人との出会いによるものだ」と、
出会いそのものに感謝しています。

人間は一生の間に
天文学的な数字となるくらいの人々と出会います。

この多くの出会いのなかで、
人は能力が磨かれ、
知恵を授かります。

そして、
その出会いはときに感動する心も
呼び起こしてくれます。

つまり、
机上の勉強だけでは、
とても及ばない大きな学びが得られるのです。

ほとんどの人は、
お金が入ってきたときに「儲かった」と考えます。

しかし、
成功者はお金よりも、
良い出会いに対して「儲かった」と思うのです。

だから、
お金以上に出会いに感謝し、
大切にします。

すると自然に縁のパイプはどんどん太くなり、
ツキや運も舞い込んできます。

成功者になりたいならば、
緑のあった人との出会いに感謝し、
その人間関係を徹底的に大事にすることです。

もし、
今までに縁のあった人を粗末にしているならば、
今からでも遅くありません。
すぐに縁のあった人に会いにいくことです。
そうすれば必ずツキと運がやってきます。

謙虚は最強の武器

せっかく成功したのに、
そのあと、
大失敗する人を嫌といくほど見てきました。

なぜ、成功は続かないのだろうか？

それらの人の特徴をじつくり観察してみると、
ある共通点に気がつきました。

彼らは皆、
成功するまでは、
己に力がないことを自覚しているので
謙虚で前向きな人間でした。
当然、
ツキにも恵まれます。

しかし、
ある程度の力がつき、
仕事が順調に運ぶようになると、
自分の力を過信し、
周りを甘く見て、
謙虚さを失ってしまうのです。

そして、
一緒にツキも失ってしまいました。

目に見えないところで、
見えない力が働いているのが、
世の中というものなのに、
そういった大切なことをすっかり忘れ、
まるで自分中心に動いていると
錯覚してしまったのです。

先人は「勝って兜の緒を締めよ」と、
勝っても油断するな、
勝利しておごりがちになる気持ちを抑えろ
と言っています。

こんな簡単なことを
多くの人は失敗して初めて気づくのです。

しかし、
ときすでに遅し。
もう手遅れです。

そして、
成功すると、
それ以前にはいなかった
強い敵になる可能性のある人間が
周りにたくさんできています。

それらの人を敵にまわさない最強の武器、
それが「謙虚さ」なのです。