コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

あんないい人だから

2023-04-24 08:15:30 | Weblog
事件を起こした人について、
その知人が
「あんないい人が信じられません」
とコメントするのを見かけます。

いい人だとしないのでしょうか?

いえ、
「いい人」をふるまっていれば、
自分の中の否定的な感情や行動は無視され、
押さえつけられます。

「いい人」をふるまっていたから、
その人は大変だったのでしょう、
クライアントが否定的なことを
言ってきた時には、
「この人、『いい人」をふるまっていなくて良かった」
と思うようにしています。


「拡散」質問 していないですか?

2023-04-21 08:03:29 | Weblog
オープンクエスチョン(拡大質間) は、
相手に投げかけ、
相手に深く考えさせ、
相手の考えやアイディア、情報を
引き出していくこでとても効果的です。

ところがコーチングを少し勉強した
ある上司が、
会議で部下にいきなり
「どう?」
「何かある?」と
妙に漠然とした質問ばかりです。

部下は
「へ?どうって何が?」
「何かある、って何について?」
と混乱です。

これは拡大質問ではなく、
拡散質問。

オープンだからといって、
拡大質問をしていては機能しません。


クライアントにもしっかり葛藤してもらう

2023-04-20 08:36:39 | Weblog
葛藤というのは、
自分の中の相反する
2つの気持ちの間でゆれることです。

「仕事やめたい、でも仕事続けたい」
葛藤している時、
気持ちは疲れるし、
つらいついコーチに決めさせようとしたり、
逆に葛藤を避けてしまうこともあります。

しかし、
それでは自分で自分の入生を
決めていくことができなくなってしまいます。

コーチの役割として
クライアントにしっかり葛藤してもらうことも大切です。

コーチに支えられているからこそ、
揺れる自分にも耐えていけます。


葛藤がセンスを育てる

2023-04-19 07:43:40 | Weblog
「部下にどこまで踏み込んで、言っていいのか」
で悩んでおられる上司に会います。

そのような時、
アドバイスしてしまってはセンスが育ちません。

その人が葛藤しながら
実際にいろいろ試して伝えてみて、
相手の表情や行動、
発言、
エネルギーを見ながら
「言い過ぎた」
「よし、これは伝わっている」という体験を
することが大事です。

どの程度、
というさじ加減を
自分で葛藤して決めていくことが
その人の「伝えるセンス」を育てます。


それでも続けると決めたら

2023-04-18 07:43:34 | Weblog
精神科に通院中、
またはカウンセリングを
受けている最中だけれども、
どうしてもコーチングを続けたい、
そのようにクライアントが決めた場合には、
治療者に
「こういう目標でコーチングを受けています」と、
クライアントから話をしてもらってください。

その上で、
治療者から
「それではこの点に気をつけて」
「目標はこのほうが適切」と
アドバイスをもらってください。

時には治療者と
本人とコーチの二人で面談する必要が
出てくる場合もあります。


すでにコーチングを始めてしまっていたら

2023-04-17 08:26:31 | Weblog
コーチングを始めてから、
途中で「実は精神科に通院中です」
と打ち明 けられたら、
どうしますか。

この場合、
急に「通院中ならコーチはできません」
と中断してしまうことは危険です。

相手によっては
「見捨てられた感じ」を強く持ち、
トラウマ(外傷体験)になってしまいます。

コーチを続けること、
中断することのメリット・デメリットの両方を
話し合った上で、
決めてください。

できるだけ「おしまい」ではなく
「中断」です。

つながりを残しておくことを
お勧めします。


コーチングの断り方

2023-04-14 08:20:56 | Weblog
精神科に通院中の人に、
「あなたは通院中ですからコーチできません」と
言って断るのはどうでしょうか?

相手は自分息められたと感じ、
自分がだめだから断られたのだと
受け取るかもしれません。

断る場合には
「プロセスの一遅い」を説明した上で、
「あなたが不十分な状態だからお断りするのではなく、
私が精神衛生やカウンセリングについて
十分な知識がないからお受けできないのです」
と説明してください。


コーチングをしないほうがいい相手

2023-04-13 08:28:51 | Weblog
いま、
精神科に通院中だったり、
カウンセリングを受けている人に
コーチを依頼されたら、
コーチングを始めるのはちょっと待ってください。

なぜなら、
治療者の方針とコーチの方釘が
一致致しない場合、
クライアントが混乱してしまって、
治療が効果的に進まないからです。

カウンセリングは
主に内面の作業です。

自分を見つめたり、
感じたりする時問を大切にします。

具体的なゴールを立てて、
行動を促進していくコーチングとは、
プロセスが異なるのです。


どこまでが噌好なの?

2023-04-12 08:06:11 | Weblog
お酒を飲みすぎる、
ギャンブルや買い物をしすぎる。
これはストレスが高い時の症状です。

しかし、
これが楽しみであるクライアントもいます。

いちいち口うるさくいうのも
どうかと思うでしょう。

では、
どこまでなら大丈夫でしょうか?

ポイントは2つです。

1 自分でコントロー ルできているか?
2 仕事に支障がないか。

自分でコントロールできずに
飲みすぎて仕事に穴をあけてしまった。

これではもう楽しみを越えていますから、
ストレスサインですね。


「承認なんか」と思う時

2023-04-11 08:04:10 | Weblog
コーチングの本にはよく
「承認のメッセージが大事」
と書いてあります。

読んだ時に
「そんなことしたって……」
と思うことはありますか?

そのような時には、
相手に承認のメッセージを
伝えていないことが多いものです。

なぜなら、
思考が否定的な方向を向いているからです。

そういう時には、
人に対しても否定的な面ばかりを
見てしまいます。

「あーだめだ、またミスしている」、
その時ほど、
意識して承認のメッセージを
伝えていきましょう。