コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

Youメッセージの答えは二者択一

2007-12-31 07:30:57 | Weblog

いつも読んでいただいて心から感謝いたします。
神谷和宏 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/ です。 




メッセージの‐つの分け方として、
「Youメッセージ」と「1メッセージ」というものがあります。

「あなたはああしなさい」
「あなたはこうしなさい」という指示・命令は、
すべてYouメッセージです。

家で本を読んでいる時、
横で子供が騒いでいるのがうるさければ、
「うるさい、静かにしなさい」と言います。

あなたがうるさい、
あなたが静かにしなさい、
という言い方で、すべて主語はYouになります。

「静かにしなさい」と言って静かにしたら、
「静かにしたな。偉いぞ」という、
服従に対する評価になります。

このYouメッセージを繰り返すと、
相手には反発心が生まれ、
だんだんと言うことを聞かなくなります。
敵対関係が生じるのです。
しかもYouメッセージに対する答えは、
YesかNoかの二通りしかありません。

メッセージを送られた側は、
従うか、従わないか、この二つしかないのです。
ですからこのメッセージには創造性も、自主性も働きません。
従えばどんな未来が来るかもつかめないし、
メリットもわからず、対等なパートナーシップも出てきません。
つまり、必要なものが全部落ちてしまうのが
Youメッセージなのです。

「承認」すればよく動く

2007-12-30 08:32:55 | Weblog

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神谷和宏 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/ です。 


上司も部下から「こうしようと思っています」と報告を受けたら、
「なるほど。こちらにはこういう意図があり、
君はこうすればこういう結果が出る、そうすればうまくいく、
と思っているんだね。私もそう思う。しっかりやって」
と言えば一生懸命になってやってくれるでしょう。

もし相手が気づいていないことがあるようなら、
「そうか。ただ、このプロジェクトにはこういう背景があるんだ。
もしこの部分に注意を払わないでこういう行動をとると、
こうなった時に問題が出てくると思うんだけどな」と言えば、
「ああ、それは気がついていませんでした。もう一度考えます」と、
改めて考えてくるはずです。

その時には、こちらの意図を考慮すべきこと、
現場で具体的に何を見ればよいのかなどを
きちんとつかんで考えるので、
ずっとレベルの高い報告になるのです。

部下が上司に対する時も同様で、
部下が「今回のプロジェクトはその点が重要だということで、
早くから準備していたんです。
部長が早く決裁してくれたおかげで結果が出て、
みんな喜んでいます。
ありがとうございました」
と言えば、
部長はそれからどんどんスピーディーに
決裁することに意識を向けてくれるようになるでしょう。

コーチングDVD撮影終了

2007-12-29 15:32:01 | Weblog

東京・新宿・芸能花伝舎にて2007年12月27日(木)には、
「芸能花伝舎」にて
コーチングDVDの撮影がありました。

この出版物は、
「DVDで早分かり 子どものやる気を育てるスクールコーチング(仮称)」で
2008年2月に出版予定です。

撮影の担当をしていただいた方は秀嶋賢人さんで
有限会社フォア・ザ・ワン・プロジェクトのプロデューサーです。

キャストは、劇団東俳の子役たちです。
高田君役・・・張沢紫星 くん
鈴木さん役・・七戸歌澄 さん
木下さん役・・上野成美 さん です。


どの子役も、大変立派で、素人の私は台本も覚えられずたじたじでした。
しかし、最高の撮影ができたことと思います。

スタッフの人をはじめとして、
協力していただいた方々に心から感謝いたします。

評価しないで承認する

2007-12-29 15:29:20 | Weblog
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コーチングでは評価はしません。
行うのはあくまでも「承認」です。

コーチをする側とコーチを受ける側との関係は
バートナーであり、対等です。
対等な関係において、評価は成立しません。

母親が子供に、「よくできたね。いい子だね」と言うのは、
上下関係に基づいた評価です。
「できたんだね。すごいと思うよ」と言えば、承認になります。

これは社会のなかでも同じことです。
上司が部下に「よくやったな。偉いぞ」と言えば、
それは上から下に評価していることになります。
しかし、
「なるほど。そうしたから、そういう結果になったんだ。
それはすばらしいと思うよ」と言うのであれば、
承認になります。

部下は評価されることで動くのではなく、
相手の意図を知り、結果を出し、その結果が認められることで
動きます。

あやふやな言葉を使わない

2007-12-25 07:28:40 | Weblog
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クリスマスイブの夜はいかがであったでしょうか?
ジェームズスキナーのメルマガに
「シークレットサンタ」のお話がありました。
お暇な人は見てください。
よいクリスマスになるかな?
http://www.youtube.com/watch?v=nSySDdox4Mw
奇跡体験アンビリバボー/秘密のサンタより(YouTube)


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あやふやな言葉を使わない
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コーチングでは、言葉の使い方が非常に重要です。

日本人は、何事もストレートに言わない傾向があります。
明確にするとたいてい、「キツイ」と思われる傾向があるからです。

たとえば
「鈴木君、30秒遅刻だよ」と指摘すると、
「わっ、厳しいっすね」と返ってきます。
「この書類、明日の10時までにお願いします。」と言うと、
「ええっ、ちょっと厳しいなぁ」と言返ってきます。

明確に言い、期限を決めようとしているだけなのに、
「厳しい」となるわけです。
当然ですが、「明確な」ことと「厳しい」こととは
何の関係もありません。

しかし、日本人はファジーであやふやなところがあり、
明確さに対してきついとか、
冷たいという印象をもっています。
そのため、
「まあ、最初のことではあるし…」とか、
「今日は初日だから、この辺にしておこうか」とか、
「できるだけ」とか、「時期がきたら」とか、「いずれの時期に」
などという、意味不明の結論で終わってしまったりします。

「時期がきたら」の時期というのは、いつなのでしょうか?
どういう条件がそろえばよいのでしょうか?

「できるだけ」とは、
何をもってその人の「できるだけ」となるのでしょうか。
その人が「こんなところかな」と思ったら、
それで「できるだけ」なのでしょうか。
]
日本人は「善処します」という表現もします。
しかし、実際は「何もしません」という意味です。
「考えます」=「今は考えたくありません」という意味です。

コーチングではこうしたあやふやな言葉を使わず、
ゴールを明確にしなければならないのです。

外部基準で計るゴール設定

2007-12-24 07:31:52 | Weblog

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コーチングを行えば
「仕事が楽しくなる」とか「職場が明るくなる」、
と肯う人がいますが、
コーチングは、やはり「結果」を出さないといけません。

スポーツでいえば、いくら楽しくても結果が伴わなければ
コーチはクビです。
チームが負ければ、コーチ全員が進退を問われるのです。

だからといって、スパルタ方式でピシピシとムチを振るうのが
コーチングではありません。

得たいと考えている「未来」、
つまりゴールを明らかにし、
その人が今いる場所やその人の資質、
形に一番合ったスタイルでコーチしていかなければなりません。

もっとも、スポーツの世界であれば
「結果」の内容は勝ち負けですから単純ですが、
ビジネスや教育の世界では、
その内各が非常にあいまいなケースが多くあります。
だからコーチングを行う場合は、
まず、ゴールを明確化しなければならないのです。

ゴールを明確にする質問の仕方には、いろいろなものがあります。

いつまでに、
何を、
どのように取り組みますか?
外してはいけないのは何ですか?
どんなルールの下で取り組みますか?
どんな分野で取り組みますか?
何人で取り組みますか?
もし結果が出なかったら、どのように考えますか?

これらのことを明らかにしていく会話を通じ、
誰がどこから見てもきちんとはかれる
外部基準を設定することで
ゴールを明確にしていきます。

究極の成功方程式

2007-12-23 08:03:21 | Weblog

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昨日はずっと本を読み続けていました。
そして、自分の心にグッと残ったことです。

「究極の成功方程式」です。
それは、単純なことです。
1 明確な目標をもつ
2 具体的な行動をする
3 効果を確認し、そのつど修正する
4 成功するまで続ける

これを見て、皆さんは普通じゃん
そんなことわかっていると思われる方がほとんどです。

人は「結果を出したい」「成功したい」と思っていますが
実際に自分らしい人生を送っていないのが実情です。
つまり、4項目が明確に行われていないからです。

結果を出したいと思えば
まず、何を手に入れたいかを決め、
次に行動を起こし、
そこから学び
より良い方法を探すことです。

人は、失敗をするものです。
失敗しないようにと、時間をかけて、
行動を待っていても前には進みません。
逆に、よく考えずに、その場で決めたことが、
大成功することもあります。
大切なことは、その効果を確認しつつ
軌道修正をすることです。

そして、成功するまで
目標を保ちつつ、
あきらめずに行動し続けることです。

ブレーンストーミングの消去法

2007-12-22 11:27:47 | Weblog
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ブレーンストーミングは、
普通は消去法で検討します。

そして、もし一人でも反対の人がいれば
その案を消すことができません。

そうやって残ったものをじっと見ていると、
いろいろなことが見えてきます。
「この辺のことは、やっていなかったよね」
「実現できそうにないけれど、面白いアイデアですね」
「あそこをちょっと変えれば、得意なジャンルな人も入るかな」
このように残った案のスキマに、
それまで発想していなかったものが見えてくるのです。

ですから、どう転んでも役に立たない、
というもの以外は消さないのが鉄則です。

反対に、自分の意図にあっていないものであれば
消していくのが原則です。
自分たちの範囲を共有したり、
その中で最高の案を見つけ出していくのです。


バカバ力しいことが言える場

2007-12-21 06:40:27 | Weblog

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ブレーンストーミングを行う場合は、
参加音の枠組み(パラダイム)を壊さなければなりません。

枠組みを壊すために、
突拍子もないこと、
バカバカしいことを言い、
羽目を外して思考をブレイクさせるのです。

そのこと自体が、
パラダイムをシフトさせる一つの方法です。

周囲は頭がいいので、
条件をつけたりすると、
すぐにその条件を加味して発言するようになります。
ですからブレーンストーミングを行う際には
できるだけ条件をつけず、
シンプルに進める必要があります。

参加者の枠組みを壊すためには、
顔ぶれを考慮に入れることも必要です。
ふだん話をしたこともない社長や専務、
コワモテの営業部長などが参加して、
「さあ、どんなものでもいいからアイデアを出してみよう」
と言っても、誰も何も言えなくなってしまいます。
ですから、もし社長が参加するのであれば、
先に「まず社長がいの一番に、笑えるような、
バカバカしくて突拍子もないアイデアを出してみてください」
と言っておいたほうがいいでしょう。

私たち日本人には、ユーモアの文化がありません。
真面目さに価値を求める文化であり、
バカになる練習ができていないのです。
ブレーンストーミングを成功させるためには、
練習をしてでも、バカになる必要があります。


ブレーンストーミングのメンバー

2007-12-20 07:01:38 | Weblog

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神谷和宏 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/ です。 


ブレーンストーミングは
できるだけ違った枠組み・考え方をもった人間同士で
行うほうが効果が上がります。

自分と同じ枠組みの人間とブレーンストーミングをやっても、
枠を破ることができません。

そこでコーチングをよく知る経営者は、
自分よりずっと年齢の若いコーチを雇ったりします。

別に年齢だけでなく、
分野、ジャンルの異なったメンバーと
ブレーンストーミングを行うことも、
枠組みを取り払うきっかけとなります。

レンタカー会社のレンタカーの稼働率を
あげるにはどうすればよいかを考えました。

お客を増やす、回転率は向上する。

しかしそのためにはどうしたらよいのか。
この場合、みんなが同じ枠組みのなかでアイデアを考えても、
画期的なものは出てきません。
しかしその場に枠組みの異なる人がいて、
「お客は、レンタカーをどのように利用するかを調査し、
観光地の利用案内やクーポン券、ナビを設定などもして
セットで売る商品も開発しました」