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コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

喜びと感謝で「あるもの」を見つける

2016-12-21 06:26:01 | Weblog
わたしたちはときどき、
「こんなはずじゃなかった」という愚痴を聞くことがあります。

独身の女性は、
「私は、30歳になったら結婚して、
子どものひとりでも育てている予定。
でも、いまも相変わらず夜遅くまで仕事をしていて、
結婚どころか恋人もいない。
人生って、うまくいかない」

しかし、
結婚している女性は、
「結婚がバラ色なんて、嘘ね。
毎日、子どもとダンナの世話に縛られて、
私の人生は何なの?
辞めた会社では期待されていたから、
結婚していなかったら、
いまごろ出世していたわ」

いまの状況が受け入れられず、
毎日ため息をついています。

でも、
それは自分で選んできた道です。
人はみんな思い通りになっているのです。

結婚できないと嘆く人も、
相手に妥協したり、
自分を偽ったりすることよりも、
結婚しないほうがいいと選んでいるからです。

結婚した人も、
仕事を捨ててでも、
いまの状態を選んだということです。

自分が希望して手に入れているものなのに、
それがあたりまえの日常になって、
そこにあると、
別な世界をうらやましがり、
「当たり前」のなかにある価値に気づかなくなってしまいます。

もし、
その感覚が麻痺してしまったら、
入社したときや、
結婚したときの原点に立ち返ってみてはいかがでしょう。

おそらく、
自分の状況に不満な人は、
どんな状況になっても不満を言い続けるし、
反対に、「自分は幸せ」という人は、
どんな立場であっても、
「幸せ」と言うのです。

幸せはどんな状態にあるかではなく、
心の受け止め方の問題です。

独身の人は夜遅くまで友だちとおしゃべりをすること、
なんの気兼ねもなく自由に欲しいものを買えること、
自分の仕事を極めていけることなど、
いまの立場だからできることがあります。

結婚している人は、
子どもの成長を見られること、
経済的に守ってもらえること、
生活や趣味を極めていけることなど、
やはり、その立場でしかできないことがあります。

わざわざ自分に「ないもの」と、
他人に「あるもの」を比べるよりも、
自分のなかの、「あるもの」に目を向けられたら、
誰だって幸せになれるはずです。

「もし~だったら」などと妄想をして、
自分で自分を苦しめることもなくなるはずです。

自分の欲求にしたがって
流れに身を任せ、
その場所その場所で、
自分自身の喜びを見つけていくことが、
幸せへの近道ではないでしょうか。